一枚襟 殺し襟 襟バナナ | NARUのブログ

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襟の話だったので。似たような画像となってしまいますが続きを書きます。

 

これは正直言うと私はどちらが正しいと言う事ではないと感じているのですが。

 

襟の仕上げには2種類あります。

 

一つは「一枚襟」とか「殺し襟」と呼ばれる、一枚の布地をアイロンで「殺し」=「いせこみ」で作り上げる手法。技術と時間が必要となります。

 

もう一つは「バナナ」と呼ばれるパーツを使って2枚の布で仕上げる手法。

これは「時間短縮」「技術不足」とも取れるのですが、実際の着用感でそれほどの差が出るか?と言うのは疑問です。

ただ言えるのは、初期GALAMONDは恐らく全て「一枚襟」だと言う事。これも恐らくは前田さんのこだわりポイントだったのではないでしょうか。

 

そしてエディフィス・ビームス・アローズ・ トゥモローランド 等のセレクトショップの皆さんは「一枚襟」が大好きですね。「リングヂャケット」もこの辺のショップと絡む前は普通に2枚襟だったのですがね。

 

また、所謂「スーツエンスー」の方も拘られます。10万超のオーダースーツで「バナナ」が入っていた為「一度も着ずに捨てた」とかw

 

確かに「美しさ」では「一枚襟」の方が確実に上です。

(画像は初期GALAMONDと前田さんが離れてからのGALAMONDの比較です)