「魂合気」は敵愾心を持った相手と波動を合わせなくてはならずこれはとても困難で当分の間、武術的に利用できそうにありません。
それで、その代替武術の候補に保江邦夫先生の「次元流合気術」がよいのではないかと思い、書籍「完全解明!合気の起源」とDVD「最新の合気術」を購入して研究してみた結果、考え方ややることが「気功術アマナ」とよく似ていることがわかり、アマナ流に変換できるのではないかと考え、今日の稽古で試してみることにしました。
尚、医療・介護の技術としては「魂合気」は良く馴染むので、引き続き稽古をしていくつもりです。
保江先生によると前提として、人は肉体を操る高次元に存在するナニカにより身体維持及び操作が可能だとされています。
しかし高次元に存在するナニカではイメージしにくいので、それを肉体の外部にまで広がる霊魂だとし、人は2重構造であり自身の霊魂の手で相手の体の霊魂に影響を与え、肉体と霊魂をずらして力を抜く事と理解することから始めます。
あくまでも、肉体を相手にするわけではないという事です。
さて、「次元合気術」を実際に相対稽古で確認していきます。
まずは「受け」はがっしり構えて、「取り」が押しても動かないようにします。
「手刀切り」:空間を切り取り霊魂をずらします。
そうすると、相手は簡単に後ろに吹き飛びます。
「指差し」と「目打ち」及び同様な「相撲の塩まき」
脱力シリーズ
「両手で触れる」と 「片手で触れる」
その他シリーズ
「視線空間切り」と「拍手」
などなど。
すべての相対稽古で、誰がやっても相手を吹き飛ばすことができ、上手くいく事が分かりました。
これは【なるほどう】のテーマの「誰でも出来る」に合致します。
そこで「気功術アマナ」に置き換えやってみると、指チョンや相手の周りに左回りの気の渦を作る操作は、相手に触れる場合にはほぼ同様の結果が生じました。
これにより、「アマナ」と「次元合気」をいかに組み合わせアレンジしていくかが、今後のテーマになります。
しかし最終目標である、離れた所から殴り掛かる相手に触れることなく自由に操る操作は全く感応せず、これからの課題となりました。
【なるほどう】武術的心体操作法 古伝魂アマナ (amebaownd.com)