1997年
7日に来日したばかりの巨人の新外国人投手、デビットが初登板、初セーブを挙げた。スリークォーターからの直球で最速142キロ。2メートルの長身にしては物足りないが、決め球に120キロ台のチェンジアップを多投。「登板時はいつも興奮する。今日は少し神経質になった」と、一仕事を終えてほっとした表情。

抑えの切り札として巨人に入団したデビット投手が8日、ジャイアンツ球場で初投球を行った。前日、来日したばかりで「きょうは感触をつかむ程度だった」と言いながらも、ブルペンで約40球。速球のほか、時折、決め球のスクリューボールやチェンジアップを制球よく投げ込んだ。

来日4日目。19球。2メートルの長身で、スリークォーターからシンカーなどの変化球を多投する。三振を奪うより、低めのゴロを打たせるタイプのようだ。

巨人の新外国人投手、デビットがそのベールを脱いだ。わずか19球だったが、140キロ前後の直球とシンカーが主体の投球。