1973年

広島球団は二十五日午後、ドラフト会議で3位に指名していた盛岡鉄道管理局の瀬戸和則投手(23)=178㌢、75㌔、右投げ右打ち、大槌高出身=と盛岡の自宅で入団の契約を交わした。正式発表は後日、広島で行う。

盛鉄局・瀬戸選手の話 広島カープのスカウトからは事前に誘いを受けていたので部長、監督とも相談していたが、部長は自分の好きなようにと言っていたし、自分としてはぜひプロの世界で自分の力を試してみたい。広島球団については何も知らないが、セ・リーグということが魅力だ。以前ヒジを痛めたが、もう完全に治ったし、ことしは自分でも満足のいくシーズンを送れた。プロで思う存分がんばりたい。

瀬戸和則選手の略歴 大槌高校時代からシュート、ストレートを武器にした本格派として知られ、四十四年盛鉄局入り。一時ヒジを痛めたが、ことしは完全に復調。都市対抗野球の県大会、東北大会でエースとして活躍、夏の後楽園にも出場した。東北大会では最優秀選手に選ばれている。またオール国鉄野球大会では、盛鉄局の優勝に大きく貢献した。最近では山田投手(阪急)に次ぐ逸材として東北社会人球界の注目を集めていた。178㌢、82㌔、右投げ右打ち。釜石市出身、二十二歳。