1962年 日向学院時代
投打ともどこといって大 きな欠点はなく、よくまとまっている。キャプテンで投手の池田を中心に都会チームらしい洗練されたプレーを身につけているが、それだけに勝負にたいするいい意味でのガメツさがない。多田監督も「おとなしいチームで根性がほしい」と盛んにカツを入れている。大黒柱の池田投手は1㍍76と比較的からだに恵まれている。球速豊かに投げるスイフトと大きく落ちるドロップが得意。コントロールもまずまずで、調子のよいときのたまの速さは県下でも右に出る者がいないくらいの威力を持っている。ただおとなしい性格がわざわいして、これまでピンチになると動揺して調子を狂わせていた。現在はそのくせもよくなってきており、相手チームを二、三点に押える力はじゅうぶん身につけている。