くもすけが行く -4ページ目

 

 

1970年に大阪で開催された万国博覧会。

 

それ以後、万博記念公園として親しまれています。

 

広い敷地には当時のオブジェの展示や日本庭園が残されていて

 

50年近いにもかかわらず楽しませてくれます。

 

 

 

 

公園内にある日本庭園に蓮池があり

 

早朝観蓮会として早朝から蓮の花を見ることができるイベントがありました。

 

通常午前9時半からの会場ですが

 

なんと6時に入場ということです。

 

なぜそんなに朝早くからというと、

 

蓮の花は早朝が見頃で昼には閉じてしまうからです。

 

 

 

 

 

朝7時に到着。

 

祝日で最終日とあって思っている以上の人だかり。

 

イベントのメインとして行われる「象鼻杯(ぞうびはい)とはす酒」。

 

 

 

 

 

蓮の葉に穴を開けた後、

 

管状の茎にお酒を通して飲むという変わった飲み方で

 

茎を通過することで蓮の香りが加わるのです。

 

お酒を飲む時に蓮を持ち上げた姿が、

 

象が鼻を持ち上げた姿と似ていたことから、

 

象鼻杯(ぞうびはい)と名付けられました。

 

蓮の青い香りが暑さを軽減してくれる、

 

暑気払いの一貫として行われるイベントです。

 

残念ながらすでに終わった後でした。

 

けれど、象鼻杯の他にハス酒の試飲があるのです。

 

これは間に合いました。

 

使用されるお酒は、

 

大阪のお隣の神戸・灘の辛口で有名な菊正宗が提供。

 

日本酒にハスの茎を漬け込んで香りを移した辛口のお酒でした。

 

イベントの順番を優先したので

 

蓮池へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思った以上に広い蓮池です。

 

家族やカップル、重装備のカメラを持った人たちが

 

こぞって蓮の花を愛でています。

 

 

 

 

 

雨上がりということもあり

 

花びらや葉に水滴が。

 

より一層美しく感じます。

 

 

 

 

 

たくさん咲いている蓮の花の中に

 

ピカイチの美しさの花がありました。

 

透明感と後光がさすような姿。

 

しかも、通路に近いので間近で見ることができる位置に咲いています。

 

アイドルのようです。

 

 

 

 

 

 

色もピンクの優しい色や白も美しい。

 

もうすぐ開きそうなウブな感じのする花が気に入りました。

 

 

 

 

 

蓮の花弁が人工的に作られたような美しい黄緑色。

 

周りの雄しべが囲む姿がまた美しい。

 

 

 

 

 

 

 

蓮の葉の枯れ具合の模様も独特で面白い。

 

池にはすでに赤トンボも飛び交います。

 

トンボの中に不思議な種類も混じっています。

 

黒くてふわふわ蝶のように飛ぶ蝶トンボという種類です。

 

 

 

 

庭園を出た所には睡蓮も咲き

 

水の流れのある施設にいろんな色の睡蓮が。

 

 

 

 

来年も開催されると思うので

 

早起きして参加されるのも良いかも。