兵庫県 中山寺 その1 | くもすけが行く

 

 

 

宝塚と聞いて、大体の方が歌劇団と答えるかもしれません。

 

関西には阪急電車の路線が京都〜大阪〜兵庫と走っています。

 

エンジ色のボディに品のある内装の電車です。

 

山手を走ることから貴婦人列車とも言われています。

 

そんな阪急電車に宝塚線という路線があり、

 

大阪梅田から宝塚に行けるルートとなっています。

 

この宝塚線は意外と旧いお寺が点在しているスポットでもあります。

 

今回紹介する中山寺もその一つ。

 

梅林公園が併設されているので

 

今頃の時期が一番楽しめる季節かもしれません。

 

 

 

 

 

中山寺(なかやまでら)は、真言宗中山寺派大本山。

 

山号は紫雲山。本尊は十一面観音。西国三十三所第24番札所。

 

寺伝では聖徳太子が建立したとされる日本最初の観音霊場、

 

ということは1000年以上の旧いお寺です。

 

安産祈願の霊場として皇室、源頼朝など武家、庶民より深く信仰を集め、

 

豊臣秀吉が祈願して豊臣秀頼を授かったとされています。

 

 

 

 

 

1000年以上の旧いお寺の門にあるのが金剛力士像。

 

中山寺にもちゃんとおられました。

 

ポーズに迫力があって凛々しいお顔だち。

 

 

敷地はとても広く、

 

本殿までに小さなお堂があり、

 

各所でご利益が違います。

 

 

 

 

 

子連れの若い夫婦が多いのが

 

こちらのお寺の特徴かもしれません。

 

 

 

 

 

 

本堂が高台にあるため

 

階段がきついこともあってエスカレーターが完備されています。

 

ちょっと珍しいですね。

 

 

 

 

 

蓮の手洗い場。

 

清めるのは手だけじゃなく心もね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂。

 

鮮やかな彩色の装飾に覆われています。

 

本尊をお祀りする本堂は慶長8(1603)年、

 

豊臣秀頼による命で片桐且元が再建しました。 

 

装飾彫刻は見当たりませんが、本堂全てが彩色による装飾で覆われています。 

 

 

 

 

外装がこんなに鮮やかなのだから

 

内装もすごいに違いない。

 

 

 

 

 

まぁ〜凄い。

 

黄金に輝く独楽浄土のような内装です。

 

梁などに彩色で装飾されるのは珍しくありませんが、

 

本来蟇股があって装飾彫刻がされても 不思議ではないところにも蟇股はなく、

 

装飾絵画が施されています。 

 

 

とても贅沢なお寺です。

 

他にも見所がたくさん。

 

今回はここまで。