「クドリャフカの順番」 | おひるねこ

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クドリャフカの順番 [ 米澤穂信 ]
¥660

クドリャフカの順番、クドリャフカの順番、クドリャフカの順番、クドリャ……かみそうな題名だと思います。
「氷菓」シリーズ3作目。
今回は、文化祭です。
神山高校の文化祭は文化部がかなり活発ということで、3日間あります。
さて、古典部はこの文化祭で、1巻で紐解いた神山高校文化祭「カンヤ祭」の語源を載せた文集を販売することになりました。
地学講義室という場所の悪さ、古典部という得体のしれない(笑)部活の文集、そんなわけで発行部数は30部、販売部数は24部になるはずが……

やらかしました。なぜか200部。
ありえないだろー!!
どうする、俺。というか、古典部。!

文化祭三日間のお話です。
この200部をいかに処理するかが問題なので、各お話の切り替わりに部数が書いてあります。残り○○部。
高校時代文芸部であり、現フリーペーパーを配布する出版会にいるので、その大変さはよくわかるのですが、200部って大変。しかも、200円なんですよねこれが。
30部の時は元を取るために400円だったので、まだ200円にできたあたりが救いがあるような気がするんですが、それでも200円。私だったら出さないなぁ。
3日間あると思ったら、木・金・土だったらしく、外部もなかなか見込めなさそう……売れるのか?
と、ハラハラドキドキのお話です!
あ、ちなみに本筋のミステリは違います。えるの「私、気になります」は別です。彼女は当事者すぎて、そんな200部の在庫が売れるかどうかなんて気にしてるけど謎にはなりえませんから。

今回は、古典部4人の視点で語られるので、コロコロ視点が変わります。そのあたりの文章の変化も楽しい。4人って便利ですね。それぞれはトランプのスペードやらハートで判断できます。
あと、文化祭の中でそれぞれの意外な部分も見れます。ホータローは自分の信条に大変忠実に過ごしています。いいね、省エネ人間。

懐かしき高校時代に思いをはせるに楽しい一冊。
あと、今回はお料理本としても科学実験例としても使えます(笑)
それから、1巻のあとがきの続きが気になった人は読むべし!