「鳥籠荘の今日も眠たい住人たち」 | おひるねこ

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鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈1〉 (電撃文庫)/壁井 ユカコ
¥578
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ホテル・ウィリアムズチャイルドバード。下の咬みそうな長い名前のこの建物は、イギリスの男爵だか何だかが開国時代に建てた建物で、モダンな趣をしつつも、今や家具付きの月極め物件として貸し出され、普通の社会で生活できない一風変わった住人たちが住むようになった。

衛藤キズナ。17歳。高校中退。趣味なし。職業、無職、時々モデル。


布団に寝転がっているとですね、机の下に並んだライトノベルが見えるわけです、私の家。
で、読みたい本は机に座った時にすぐとれる位置に並んでいるわけですが、まだまだ三浦しをんさんや田中慎弥さんに手が出せずに、今日は久しぶりに鳥籠荘を読んでいました。


ライトノベルだからとても読みやすいんですけども、壁井ユカコさんは独特の雰囲気があります。
で、この話、社会不適合社的な変わった人ばかりが住んでる鳥籠荘が舞台ですから、ますます変な感じになるんです。その中の主人公のキズナは実はまともな方。
彼女を見ていると〈読んでいると〉、真似したくなります。いや、援交のゲームとかヌードモデルとかじゃなくて、洋書読んで手紙のやり取りをする趣味が。

母親の代理で援助してくれているイギリスの作家に毎回読んだ本の感想を書いて手紙を送る。わざわざペーパーバックを取り寄せて。
なんだか素敵な趣味に思えます。有生曰く、読書なんてものは趣味がない人が就活の趣味の欄に苦し紛れに書くものらしいですが。

そういえば、洋書をしっかり読んでみたいなぁーと思ったのもこれが理由だったような。
以前「大学生になったら洋書を読もう」を読んで、洋書を読もうと思ったのですが、あれから結局一冊も読み終えていません。「ごんぎつね」よもうとおもったんだけどね。意外に長かったよあいつ。
返却期限が来ちゃいました。


双子や、綺麗な人やら、毒舌は大好きなので、たとえそれが変人の老人でも、女装趣味でも、過去にとらわれすぎた若き画家であろうとも楽しいです。ただ、全6巻なのに、家には2巻までしかないんですよね。一通り読んだことはあるので、知ってはいるんですが、これがもう近所の書店では売っていないっていう。地元の古本屋にすらなかなか顔を出してくれません。久しぶりに読みたいよ3・4巻!!


というわけで、壁井ユカコさんが好きな人、ライトノベルが読みたい人、自分が変な人だと思う人、オススメです。