「のぼうの城」 | おひるねこ

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のぼうの城 下 (小学館文庫)/和田 竜
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相性が悪かったのは結局はじめだけで、上巻の半ばあたりからは下巻最後まで一気でした。

題名の意味が分かった途端最後まで読みたくなったんです。


冒頭から10pあたりまでは豊臣秀吉の話っぽい雰囲気でしたが実はメインはそこじゃない。


時代は、戦国。豊臣秀吉天下統一真っ最中。

北条家を落とすべく、城をつぶす計画が着々と立てられる。

「のぼうの城」も例外ではなく、秀吉が襲撃に任命したのは石田三成。

内通も行われたこの城は即開場のはずが……。


最初はなんだこの男、と思われた長親や、正木、靭負、和泉の三人の武将たちがもう楽しくてたまらないお話です。


先日言ったとおりどちらかといえば若い人向けなイメージ。

現代風の物言いで、あっけからんとした台詞。

どこまでがフィクションでどこまでが想像でどこまでが事実かわからないです。


でも、参考文献はすごい。

上巻の初めでは、この時の登場人物がのちにどのような功績があるかなども書いてあったりするし、なにより巻末にのっている冊数もすごい。


こんなことが実際にあったかと思うとすごいなぁ、の一言です。


戦国武将っぽくない話し方の一癖も二癖もある武将たちのある城を守るお話。