畑ヶ鳴活断層 | 岡山県の真ん中の町、吉備中央町から自分の好きな事を書いてみる。

畑ヶ鳴活断層

何年か前に、兵庫県淡路市にある野島断層保存館に行きました。

ここには、地震によりずれた地表や震災した当時のままの家屋が保存されてます。

1995年1月17日の早朝に起こりました、阪神淡路大震災。

岡山でも震度4の揺れがあり、この時に爆睡してた当時高校生であった不肖・坪成も、飛び起きたのを覚えています。

この地震で話題になりましたのが野島断層でした。

この保存館には、日本の活断層一覧てのがあり、日本地図に活断層の場所が記してありました。よく見ると、加茂川のところ、多分、本宮山の近くに、活断層の記しがありました。

へぇー地元に活断層あるんかぁ~、て思いました。

そして、後で調べたら畑ヶ鳴活断層の存在をしりました。

吉備中央町には、断層で出来た断層谷が、大規模なもので三つあります。三つとも北東から南西にかけてます。畑ヶ鳴活断層もこの三つの内のひとつの断層にあります。(グーグルアースで空撮で見ると、判りやすいかも)

活断層自体は三キロくらいですが、断層は吉備中央町竹部から久米郡美咲町打穴のあたりまで、30キロ位あります。ひょっとしたら、まだあるかもしれません。

活断層の定義てのがあり、第四紀(200万年から現代までの間)に動いたとみなされる断層や活断層が定義で、さかのぼる年代を数十万年前とする研究者もいるようです。



畑ヶ鳴への道。虎倉城の城主でした伊賀氏の隠れ里の伝説もあります。



断層のあたり。北東方面を望む。



今は荒れ地ですが、かつては田圃がありました。