平野選手が崖っぷちをつなぎ
石川選手が決めた!
世界卓球団体戦第6日
女子決勝トーナメント準々決勝 日本3-2オランダ
1次リーグ5戦全勝のB組1位で通過した日本女子は2大会ぶりのメダル獲得をかけて、準々決勝でC組3位で世界ランク8位のオランダと対戦した。2勝2敗で迎えた第5試合でエースの石川佳純(21)=全農=が3―2で競り勝ち準決勝進出を決めた。
第1試合は12年ロンドン五輪団体銀メダルの平野早矢香(29)=ミキハウス=が出場。平野は11―7、11―8で2ゲームを先取。第3ゲームは9―11で落としたが、第4ゲームは11―5で奪い、3―1で先勝した。
第2試合は石川が2―3で今大会初黒星を喫し、日本は1勝1敗となった。石川は中国出身で41歳のリー・ジャオに11―9で1ゲームを先取したが、8―11、9―11で2ゲームを失った。第4ゲームは11―7で奪ったが、最終ゲームを10―12で競り負けた。
第3試合は石垣優香(24)=日本生命=が3―1で勝ち、日本が2勝目でメダルに王手をかけた。リー・ジエ(30)とのカット主戦型同士の対決で、石垣は第1ゲームを8―11で失った。それでも第2ゲームを11―6で奪い、続く2ゲームを11―8、11―9で連取した。
第4試合は1番手の平野がジャオに2―3で惜敗し、2勝2敗で勝負は最終試合に突入した。平野は1―2と追い詰められた第4ゲームを11―4で奪取したが、最終ゲームは7―11で競り負けた。
第5試合は2番手の石川が3―2で競り勝ち、日本が3勝2敗でオランダに勝利した。日本女子は4強入りを果たし、2010年モスクワ大会銅以来となる2大会ぶりのメダル獲得が確定した。第2試合で敗れた石川は2ゲームを先取したが、続けて2ゲームを失った。運命の最終ゲームは6―6から5連続得点を挙げて11―6で制し、日本が計4時間を超える大接戦を制した。
31年ぶりの決勝進出を目指し、4日の準決勝で世界ランク4位の香港と対戦する。
村上恭和監督「勝ったような気がしない。カット選手が3番手に起用され、オーダー(の読み)では完全に負けた。石垣がよくやってくれた。(準決勝は)スカッと勝って中国と決勝で対戦したい」
石川佳純「負けると思って泣きそうだったが、最後勝って泣いてしまった。負けたらどうしようという思いを捨てて、絶対最後まで粘ろうと思った。2年前のリベンジをしようと思った」
石垣優香「福原(愛)さんが欠場になってから(代役として)1日1日この大会に向けて準備してきたことがつながった。自信を持って、今まで練習してきたことを出そうと思った」
平野早矢香「5人全員が力を出して、メダルという一つの山を超えた。最後、佳純はよく頑張った。準決勝の相手も強いチームだが、今日みたいに自分たちのプレーをすることが勝利につながる」
報知新聞より