風と共に去りぬ / 登場人物も、演じた人達の人生も波乱万丈だった不朽の名作。 | 食う、寝る、あるく

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さすがにこれは凄いの一言に尽きます!!

だって1939年制作って日本で言えば昭和14年!!

昭和14年と言えば日中戦争真っ只中!

ドイツ軍のポーランド侵攻による第二次世界大戦勃発の年(日本は1941年米英との開戦から)!

生活面で言えば「一汁一菜」や「女性のパーマネント禁止」とか「中元・歳暮の贈答廃止」等、大戦へ向かっての整備も進められている世の中でした。

そんな時代に制作されたと今聞いても全くピンとこない感じですがこういうのを平和ボケって言うんでしょうか?
(;^_^A


日本での公開は終戦後の1952年(昭和27年)ですが、入場料金80円の当時にあって、300円~600円の席も売れて満席が続いたそうです。

今の1800円で考えると当時の600円は・・・
σ(・ω・*)ンート…


13500えん!!
(◎∇◎;)!

映画というよりミュージカルぢゃん!!
、ヽ`(~д~*)、ヽ`



ビビアン・リーとクラーク・ゲーブルという名前自体はなぜだか小さい時から知ってたような気がします。

おそらく母親が大好きな映画と言ってたからだと思います(;^^)ゞ

今さら感アリアリな気はしますが今回初めてシッカリ本気で観てきました!


まず驚いたのは画質の良さでした!!

1939年制作ということは少なくとも76年以上前に撮影された作品ということになりますが、序曲の後映像が映し出された瞬間本気でビックリしました!

こんなに綺麗なんだったらまた観てみたいと思えます



問答無用にビビアン・リーの存在感あってのスカーレット・オハラが中心ですが、やっぱりキャラ的には好きにはなれないお方でした(;^^)ゞ

でも、アメリカを象徴している等という解説を知った上で鑑賞すると、これ以上の設定は思いつかないほど素晴らしいと痛感させられました。

そこへ絡んでくるレット・バトラー(クラーク・ゲーブル)も得体の知れない大人びたカッコ良さで、でも純粋な一途さも持ち合わせていて、ある意味とっても親近感を感じるキャラでした。


ストーリーの壮大さは言うまでもなく、映像作品としての凄さもまじまじと見せ付けられました。

炎上シーンは時々取り上げられているのを見たことはあるんですが、実際きちんと観るのは今回が初めてでした。

他にもあちこちで、ここは絵だな、というのも知ってて見るからこそ分かりますが、恐らく当時は全く分からなかったんぢゃないかと思います。

それらも含めて文字通り圧倒的に壮大な作品でした!

「不朽の名作」と言われるのもストレートに納得することが出来て、本当に観て良かったと思います(^^)


余談ですが・・・

トーホーシネマズのマイルもいよいよ5000マイル台になってフリーパスまでもう一息というところまできました

時々お世話になっている「新・午前十時の映画祭」で上映されてるというのを知って行ってきました。

1000円で4時間近くもマイルがゲットできるなんて素敵

上映時間をマイルとしてカウントするこのシステムはこれからもぜひ続けて欲しい気がします(^^)



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