ノア約束の舟 / 人として、人が人であるために。 | 食う、寝る、あるく

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これも楽しみにしていた作品ですd(^^*)

見ての通り豪華なキャスティングですが、一番はなんといってもやっぱりラッセル・クロウ様

♪(人´∀`).゜☆


今回も大活躍、って主役だから当たり前か


お話は簡単!( ̄Λ ̄)ゞ 

あのノアの方舟です!


なんでも実物大の3階建て方舟を作って撮影したそうです。


豪華なキャスティングや映像の凄さについては皆さん口を揃えて言われていますが
本当にその通りでした!(;^_^A


でもやっぱり注目はエマ・ワトソンのような気がしました。

凄いキーマン(ウーマン)という役割をしっかりこなしていたと思います。

そろそろ主役の作品とか出てこないのかな~



観ていて驚いたのは思っていたよりもすんなりスムーズに大洪水まで進んだことでした。

あれ?もう終わっちゃうの?

なんて思いながら観てたんですが、実はこの作品の本番はその後なんだということが分かりました。


後半は「人間とはどういう性質の生き物か」という事を考えさせられるような内容に感じました。

創造主の意図を自分なりに解釈して使命を果たそうとするノア(ラッセル・クロウ)の葛藤や苦悩を中心に描かれていますが、周囲の息子達やナーマ(ジェニファー・コネリー)やイラ(エマ・ワトソン)との関係もハラハラさせられました。

使命(と思い込んでいる)を果たす為に自分の孫を殺そうとするノアを見ていると、現在も有る戦争やテロもこういう狂信的な気持ちが根底に有るんだろうと考えずにはいられませんでした。

そして最終的にはナーマやイラが許しを与える、という事だったと思いましたが結局人として大切なのは感謝したり、許したりという事なんだろうなと感じました。

ノアがイラの出産を許し、イラはノアの狂信的な行動を許す、そうやって絆は深まっていく。

こういった流れが人間同士が上手くやっていく基本のような気がしました。



旧約聖書の創世記がベースになっている事は間違いありませんが、「ここが違う」といった見方でなく、あくまでもそれをヒントに作られたストーリーとして観た方が楽しめると思いました。

「ここが違う」的な見方こそ狂信的な考え寄りのように感じてしまうんですが、そう思えるのは日本人だからこそなのかもしれません。


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