サイド・バイ・サイド / 映像を見ているだけでも楽しいちょっと変わった作品。 | 食う、寝る、あるく

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とっても興味深い作品でした。

キアヌ・リーブス製作という点も面白いです。

キアヌ・リーブスが著名な監督にインタビューした内容が次々と流れます。

映画を撮るのに「フィルム」か「デジタル」か、それぞれのメリットや映画界での流れなど、今まで気にした事無いような話がたくさん出てきました。




今では「デジタル上映」が主流だと思うんですが、映画界での「デジタル」ってこんな最近の話だったんだ、とびっくり


カメラのダイナミックレンジがどうのこうの、色の補正の事等、内容盛りだくさんでしたが、なんといっても凄いのは著名な監督が勢ぞろいしている点。

マーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロン・・・

大好きなクリストファー・ノーラン





デヴィッド・フィンチャー





ウォシャウスキー兄弟



などなど、そうそうたる顔ぶれです。

併せて、撮影や編集スタッフ、機材メーカーの方までとにかく映画業界の人達のインタビューがたくさん出てきます。

監督をはじめ、こういった人達の話を観れるだけでも凄いと思うんですが、テーマが統一されているので考え方の違いなども分かって楽しいです。

※オフィシャルサイトには写真付きで一覧が載ってます。





さらに、新旧問わず数え切れないほどの作品の映像が流れるので、「あっ!これ知ってるっ!」
てな感じで、見てるだけで楽しくなれます♪(・∇・)

この作品はフィルム撮影でこのカメラを使ってます、的な注釈が付いているものも有って、分からないなりにも「へぇ~」となぜか納得してみたり・・・f^_^;




映画のデジタル化の中で、ジョージ・ルーカスが非常に重要な人物であることや、「スラムドッグ$ミリオネア」がアカデミー賞を受賞した重要性など、興味深い話が盛りだくさんでした。



とにかく映画好きな人にとっては、話の内容はもちろん、映像を見てるだけでもめちゃくちゃ楽しい作品だと思います。

※オフィシャルサイト