2024年問題
雨上がりの今朝は河井県議、奥村市議とともに、瀬田駅からスタート。
その後、午前は、マスコミからの取材を受けました。
午後からは交通・運輸に関わる働く皆様の集まりで一言ご挨拶をさせて頂きました。
物流・運送業界の「2024年問題」が非常に大きな課題となっております。
働き方改革法案によりドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されるなど、
ドライバーの労働時間に上限が課されることになってります。
公共交通においても、運転手の労働環境を改善するために労働規制が強化され、
バスの運転手の年間の労働時間の上限が3300時間に引き下げられます。
また、退勤から次の出勤までの休息時間は今より長くなり、
11時間を基本として最低でも9時間確保することを求められます。
公共交通をいかに守っていくか、物流・運輸をどのように守っていくか、
考えていかなければなりません。
まずは人材確保、人手不足解消に向けて取り組みが必要です。
賃金が他の業種に比べ、低いがゆえに、人材が集まりにくいといった課題を
まずは早急に対応していかなければなりません。
自治体として何ができるのか、
公共交通の位置づけをどのように考えていく必要があるのか、
事業者とどのように連携が図っていけるのか、
いろいろと模索をしていかねばなりません。
また運輸へのサポートとしても、
どういった課題があり、自治体として対応できるのかを考え、
例えば、宅配ボックスなどを、もっと各家庭に設置してもらい、
再配達を減らしていく取り組みができないかなど、
何ができるかを考えていきたいと思います。
多くの方々の声を伺いながら、
その声を形にできるように、
引き続き頑張ってまいります。