湖西地域の公共交通
今日は朝から和邇駅へ。
雨が降り、かなり寒かったです。
比良山系を見上げると、少く白くなっているように感じました。
(あとで比良山で初冠雪があったとのインスタやFBでの投稿を見ました。)
到着したときは近江舞子から近江塩津までが強風のために止まっていました。
駅頭の活動を行っていると、中学生が戸惑い、そして、家に帰る生徒らも。
何があったのかと聞いたところ、電車が一本運休になったとのこと。
和邇から蓬莱への通学に使う電車は、
7:03 7:21 7:30 8:00
となっており、この7:30の電車が運休となりました。
そのため、すぐにあきらめ、家に帰った生徒たち、
そして、友達と一緒に30分間待った生徒たち。
8:00でも学校には間に合うといっていましたが、
北向きの電車の本数が限られている中で、
せめて運休せずに、近江舞子まで走らせることができればありがたいのですが...
JRの複雑なシステム上、可能かどうかはわかりませんが。
湖西線で活動しておりますが、以前に比べると、
乗降客数が減っているように感じます。
核家族化に伴い、実家をでられた方々や、
団塊の世代の時代に開発されたニュータウンのため、
定年を迎えられ、電車に乗らなくなられたり、
空き家も増えていることから引っ越しをされている方も多くあるのはないでしょうか。
また湖西線の北小松、近江舞子、志賀、蓬莱の駅において、
エレベーター等のバリアフリー化がなされておらず、
高齢者の多い地域だけに、電車に乗るのに苦労をする旨のお話も伺っております。
湖西線の本数を増やしていくためにも、またバリアフリー化をしていくためにも、
もっと湖西地域の魅力を向上させ、
多くの方々に、住んでもらい、公共交通機関を使ってもらうことも重要であります。
またJRだけでなく、バスも減便されています。
現在は、江若バスは、和邇から栗原行きのみで、
しかも7:24、15:00、16:05の三本のみ。
そのため、わにまちづくり協議会により、
栗原ルート、山の手ルート、北浜ルート、湖岸ルートで、
コミュニティバスを運行していただいております。
公共交通はまちづくりにおいても、重要であり、
すべてのひとの基盤となる公共交通を守っていくか、
さらに発展させていくかについて、考えていかなければなりません。
北部地域は琵琶湖や山々など、自然豊かな地域。
この魅力にひかれ、移住者も増えております。
元気な方々により、地域づくりに貢献もして頂いております。
地域の特性を活かしたまちづくりができるように、
大津市の各地における賑わいの創出に向けて、
市民の皆様とともに盛り上げていきたいと思います。


