環境政策(廃棄物対策編) | 成田セイリュウ オフィシャルブログ「なりなりブログ」Powered by Ameba

環境政策(廃棄物対策編)

今日の朝は石山駅スタートです。

多くの皆様からお声をかけていただき、感謝いたします。

 

その際に、環境政策について、どのように考えてますかと聞かれました。

今後の大津市における環境政策の向けた思いについてお話をしましたが、

少しここで、環境政策に関して、書いておこうと思います。

 

大学時代は法学部政治学科で、地方自治のゼミに入ってました。

ゼミの中ではマックス・ヴェーバーの「職業としての政治」を

ゼミ生で読み、その内容に関して、議論をしていました。

 

学科において、卒論は必修科目ではありませんでしたが、

何か残しておくことが大事だと思い、

どんな内容がいいかなと考えておりました。

 

ちょうど、大学院の入試もあったことから、

様々な政策課題に関して、文章をまとめておりましたが、

琵琶湖のそばで生まれ、育ち、

そして、小学生のころから環境問題への意識が高かったこともあり、

卒業論文に関して、

環境問題、その中でも、ごみ問題についてを書くことにしました。

 

リサイクルの必要性、有効性、

容器包装のリサイクルに関して、

日本とドイツの比較研究を行いました。

 

さらに大学院においては、広く政策科学を学びながら、

ごみ問題をさらに深めるため

環境政策を中心に学ぶ郡嶌ゼミに入りました。

 

そして、修士論文は「消費後製品に対する責任の一考察」として、

循環型社会推進基本法の制定時期でもあったことから、

拡大生産者責任について研究をまとめました。

 

商品を作るにあたっては生産者が一番情報を持っていることから、

消費されたあとも、責任をもって、その処理やリサイクル等について、

責任を持つべきであるといった内容でありました。

 

今でも、この考えは重要であると感じております。

 

さて、現状の社会を見ても、

ごみ問題はいまだ各自治体において大きな課題であります。

分別をどこまで行っていくのか?

焼却時のダイオキシンは大丈夫なのか?

焼却の際のエネルギー効率はどうなのか?

焼却場、最終処分場の立地は?

などなど、消費して、

ごみとして捨てられない限りごみ問題は終わりません。

できる限り、廃棄物にならないように、

リユース、リサイクルを、

それ以前に必要以上のものを買わないようにしたり、

過剰な包装等を必要以上に求めないなど、

いろいろと消費者側も考えていかなければなりません。

 

ごみの減量化、また焼却場の負担の軽減のためには、

特に生ごみへの対策が重要であります。

生ごみは水分量が多いがゆえに、

焼却の際に別途カロリーが必要となります。

そのため、余計な燃焼へのエネルギーが必要となることもあります。

 

生ごみへの対策としては、十分に水を切ること、乾燥ができないか、

またそもそも堆肥化を行い、利用ができないかなど、

これまで以上に対応が取れるのではないかと考えます。

 

まあわせて、県議会議員時代にも質問しましたが、

散在性ごみの問題、マイクロプラスチックの問題もありますが、

ポイ捨てゼロに向けた取り組みも行っていかなければなりません。

 

ごみの減量化と適正処理や散在性ごみ対策の強化に関しても、

さらに推進が図れるように取り組んでいきたいと思います。

 

環境政策をはじめ、政策に関して、順次ブログに挙げていきたいと思います。