決算特別委員会 | 成田セイリュウ オフィシャルブログ「なりなりブログ」Powered by Ameba

決算特別委員会

今日は決算特別委員会の質疑に立ちました。

内容は、「学校のICT化について」、教育長に行いました。

 

教育現場において、ICT環境を基盤とした先端技術や教育ビッグデータを活用することは

これまで得られなかった学びの効果がうまれるなど、

学びを変革していく大きな可能性があるといわれております。
 

また今後、遠隔オンライン教育をはじめとする

学びにおける時間・距離などの制約を取り払ったり、

個別に最適で効果的な学びや支援、

プロジェクト型学習を通じて創造性を育むSTEAM教育の実現や

校務の効率化、学びの知見の共有や生成をおこなったりなど、

次世代の学校・教育現場において、

高速大容量で、気密性の高い、安価なネットワークの整備や

大型提示装置、実物投影機等の整備は不可欠であります。


また特別支援学校の子どもたちにとってICTは、

効率的な授業の実施や学力の向上、

表現力を最大限に引き出すツール、

周囲とのコミュ二ケーションを活発化するツールとなり、

子どもの職業的自立や社会参加にも貢献するといえます。

教育長からも、「ICT機器を活用することで子どもたちの

学び方の可能性を大きく広げることが期待できる。」との答弁がありました。
 

加えて、闘病中の児童・生徒に対し、

これまでの訪問指導だけでなく、ICT機器の活用により、

病室と教室を結んだ遠隔授業を行うなど、

子どもたちの学びの場は大きく向上するといえ、

教育長は、「長期入院中の高校生に対しては、

教室に設置をしたネットワークカメラと病室のタブレット端末を

インターネットで結び、同時双方向の遠隔授業による支援が行えるよう、準備を進め」るととも、

「小中学校においてはICT環境整備とICTを活用した

入院中の子どもの学習活動の充実について、

市町の教育委員会とともに、検討を進めてまいりたい。」とされてました。


統合型校務支援システムの導入による効果については、

「教職員の事務処理時間の短縮と超過勤務の縮減に大きな効果があり、

先生方の子どもと向き合う時間の確保と、

滋賀の教育の質の向上につながるもの」とし、

テレワークに関しては、「本県における優秀な教職員の確保、また教職の魅力を高めるために、

先行する団体の実施状況、その評価・課題をしっかりと把握するなどして、

テレワークを含めた教職員の多様な働き方について研究してまいりたい。」と答弁がありました。