高知県大川村

高知県大川村に行ってきました。

人口約400人。
村議会の存続について、村長は問題提起をされました。
地方自治法94条町村が機会を置かない場合に
有権者による「総会」を設置できる、...
すなわち村議会を排して、村民総会についての研究。
このことは新聞をみて、
地方議会の在り方の今後行く末を考えていくうえで、
非常に重要な問題提起だと思い、気になっていました。
実際に大川村長のお話を聞いて、
村議会の存続のために、
村民一人一人に、
議会をどうするかの意識を高めてもらうための
本当に、村のことを考えたうえでの発言であったことが
よくわかりました。

しかしながら、人口が少ない中、
さらに、村役場、教職員など、公務員、
社協や公社、三セクなど、
村の事業にかかわる人が多すぎるがために、
村議との兼業ができず、立候補ができない…
人口減少がゆえに、起こりうる現状をあらためて直視し、
制度を考えていかなければならない。
国と地方の関係も含め、
地域のガバナンスの制度設計を
あらためて考えることとなりました。