勉強会 | 成田セイリュウ オフィシャルブログ「なりなりブログ」Powered by Ameba

勉強会


今日は京都にて勉強会。




テーマは「ニート」。




難しい問題である。

ニート自体が全体として取り扱われ、さまざま内在する問題が十分に議論されていない気がした。

また、省庁によって定義が異なり、十分に把握がされていない。

人口からマイナス、マイナスで、ニート人数を把握している。




ニートの定義は「はてな」で調べると

『「就業、就学、職業訓練のいずれもしていない人」。英国で名づけられた。

ニート人口が増えると税収面などの問題が生じる可能性があり、国のニート対策が急務である。』

と書かれている。




さらに英国におけるNEETの定義が

『16~18歳の、教育機関に所属せず、雇用されておらず、職業訓練に参加していない者」と定義されている。場合によっては「離職中・求職中・育児又は家族の世話・無給休暇中・病気や障害・ボランティア活動」までもNEETの例として挙げられるほどであり、日本のような「ひきこもり」とか「働く気のない若者」というイメージは無い。』とし、




一方、日本におけるニートの定義は

『内閣府の「青少年の就労に関する研究会」の中間報告によると、「若年無業者」を「学校に通学せず、独身で、収入を伴う仕事をしていない15~34歳の個人」と定義している。また、「ニート」とは若年無業者のうち「非求職型および非希望型」、つまり「就職したいが就職活動していない」または「就職したくない」者としており、日本で「ニート」というと大抵はこの意味で用いられるのが一般的である。

 本来ニートとは労働政策における分類としての用語に過ぎなかったが、日本においてニートとは本来の意味からかけ離れ、また「就労意欲を喪失した若者」や「ひきこもり」と混同されて用いられるようになり、否定的なニュアンスで使われる事が多い。』

と書かれている。




今回の勉強会でも、「ひきこもり」と「働く気のない若者」の対策が同じようにカテゴライズされていることから、別途考える必要があるとの意見も出た。




家庭も含めたさまざまなる対策を行うとともに、一方で、セーフティーネットとの兼ね合いも含めた上での取組みに関しても意見交換がなされた。




青少年に対する政策を今後打ち出していくにあたって、勉強になったが、まだまだ調べるべきことが山積している。もっと勉強しないと…。