湖国風景づくりシンポジウム
今日は仕事を途中で抜け、「湖国風景づくりシンポジウム」に参加いたしました。
最初に滋賀大学の山﨑先生より講演を頂く。
「つながり」「ひろがり」「地域らしさ」のもとで、風景を守り育てる人づくりが必要と。
その中で、
「既存」「良好」⇒『守る』
「既存」「劣悪」⇒『直す』
「新規」「良好」⇒『創る』
「新規」「劣悪」⇒『防ぐ』
とされ、それぞれの事例を紹介されました。
ロンドンでは、「セントポール寺院」がシンボルとされ、主要な通りや広場から見えるようにしているとのこと。
⇒大津からどれだけびわ湖が見えるかを考えると…。
フランスシノン市では、世界遺産の古城を元に景観計画をたて、保存地区、文化的景観、保存地区の周辺区域と三段階に設定しています。
⇒びわ湖 まちなみ 比叡山 とあるときにまちなみは一体感をなしているか??
イギリスの石切り場では、修景と称し、景観づくりの再生をおこなっています。
⇒はげ山は…。山に立てられ放置された施設は…。
お隣韓国、ソウル氏は清渓川を再生しました。道路よりも川を選びました。
⇒人優先のまちづくり。車のない生活ってできるのだろうか??
そのほかにもいろいろと事例を挙げて、説明していただき、本当にあっという間でした。
また、さらにパネルディスカッションでは、日本国内の事例をお話されました。
海外から学ぶべきことはたくさんあり、これが滋賀県にたとえるとどんなことができるのかを考えると、わくわくしてきます。
よいものは取り入れ、悪いものは同じ過ちをしないように習わなければなりませんね。