イラク サッマーラにて、シーア派の聖廟爆破、宗派対立激化へ | 成田セイリュウ オフィシャルブログ「なりなりブログ」Powered by Ameba

イラク サッマーラにて、シーア派の聖廟爆破、宗派対立激化へ


ヤフーのニュースを見ていると、イラクの話題が。

asahi.comで記事の詳細を読んでみると、




「イラク中部サーマッラにあるイスラム教シーア派のアスカリ廟(びょう)が22日朝、何者かに爆破された。シーア派のイマーム(指導者)2人の遺体がまつられた聖地で、同派は事態を重大視。最高権威のシスターニ師が1週間の服喪と抗議を呼びかけたほか、バグダッドなどでは怒った民衆が報復を叫んでいる。

 サーマッラはバグダッドの北約125キロ。スンニ派が多いが、聖廟周辺ではシーア派が生活し、イランからも多数の巡礼者が訪れる。……」




と、サッマーラは我々がイラクに行ったときに訪れた地。

スンニトライアングルの中央部に位置する。

そして、スンニトライアングル内なので、スンニ派だと思って現地に行くと、服装が違った。

黒い衣装が多く、シーア派だとすぐわかった。

そして、通訳に聞くと、イランからも多数訪れる聖地であるといっていた。




そこがついに宗派対立の地に…。

昨年の四月に、我々がのぼったミナレットがテロ攻撃により、爆破された記事を見たときに、ショックを受けた。

現地イラクで聞くには、イラク内の宗派の対立が少なく、共存していると聞いていただけに、選挙以後も含めて、状況は変わっていった気がする。




イラクにいつ平和が訪れるのだろうか???

早くイラクにすむ人々が安定した生活ができるように祈ります。






【サッマーラのミナレット】






【ミナレットの頂上からの景色(写っているのがアスカリ廟??)】