政治スクール『憲法』、構想日本
今日は昼から民主党滋賀政治スクール。
枝野幸男憲法調査会長がこられたので、聞きに行く。
枝野代議士は私の前回の選挙の際には政調会長で、応援できていただいた。
お話がとてもわかりやすく、また内容が深い。
とても楽しみに拝聴する。
前に大阪では、国民投票法案に関して、民主党のスタンスは枝野代議士から聞いたが、
今日は、憲法問題。
民主党も現在各地で憲法対話集会を行っている。
滋賀では特別に政治スクールとしてお話をしていただく。
まず最初に言われた言葉は、
「日本の憲法の改正に賛成ですか?反対ですか?」
実はこの質問はおかしいとのこと。
実際はどうかえるかの議論が必要であるが、入り口の論議が活発になっている。
枝野代議士も、言っておられたが、よくかわるのならかえたらいいが、悪くなるならかえないほうがいいと。
そして、憲法を遵守する義務は国民にないと。
憲法をよく読まないと、わからないし、一般的に忘れられているところだ。
《弟99条天皇または摂政および国務大臣、国会議員、裁判官その他公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。》
国会議員が法律等で命令できるのは、選挙によって委ねられているのと同時に、憲法によっても委ねられている。
そして、憲法は、日本国民によってつくられており、国民自らが憲法で権限を与えている。
法律によって逸脱できないものが憲法である。
その後、9条にかかわり、集団的自衛権と集団安全保障の話や分権社会の実現にむけたお話を聞く。
いろいろと考えさせられながらも、必要な議論であると感じる。
どうしても、日本では憲法改正が是か非かという議論に終始しているが、
そろそろ真剣に考えなければならない時期である。
質疑応答にも参加したかったのだが、抜けさせてもらい、
京都の勉強会へ。
今日は京都府連でも政治スクールを行っており、
構想日本の加藤代表が講演をされていた。
スクールには参加できなかったものの、
その後の、加藤代表を交えての懇談会に参加させてもらう。
メンバーがそろわないうちに、加藤代表がこられたので、それまでの間にいろいろとお話をさせていただく。
といっても、やはり滋賀県知事選挙の話になってしまう。
特に、ダムに関していろいろと意見交換をさせていただく。
みんながそろってから、事業仕分けの話やら、さまざまなお話をいただき、有意義な時間に。
今日は刺激の多い、一日でした。