上勝町の取り組み | 成田セイリュウ オフィシャルブログ「なりなりブログ」Powered by Ameba

上勝町の取り組み


今日は途中仕事を抜けて、おおつ環境フォーラムの講演会に。




上勝町の「ゼロ・ウエイスト」宣言




ゼロ・ウエイストアカデミーの松岡事務局長からお話を聞く。




上勝町は人口2000人強の棚田100選の町。

市町村合併もない。




廃棄物処理に関して、危機的状況になった。

というのも、これまでは野焼きを中心に処理をしていたが、

廃棄物処理法が厳しくなり、不可能に。

しかし、小型焼却炉も、ダイオキシン関連の法律によって、

使用ができなくなる。




そういった様々な要因から、

焼却するコストをできるだけ、下げるべく、

できるだけ分別するようになった。




35分別。




実際に拠点回収でなく、

ごみステーション方式である。

だから、回収コストの増加もない。




でも実際、このごみステーション方式を実現できたのは、町の大きさと懸命なる町職員の説明の賜物。




また自然発生的に、ステーションの各分別の中で、区分は大きくなっているとのこと。

よりわかりやすく、住民自らやっているとのこと。




個別に少しお話をしている中で、やはり困っておられたことは製品の多様性だとのこと。

どっちに分けたらいいかわからない製品はとても困るとのこと。




製造業者には、しっかりと廃棄されることも考えた上での、製品設計に務めてもらいたいものだ。