イラク渡航から二年…。
イラク渡航から二年が立ちました。
二年前、いったいどうなるのかわからない状態。
生きて帰ってこれるのだろうかと不安を抱きながら、成田空港から渡ったのが2月1日。
イラク現地で多くのものを得て無事帰ってこれて、今があります。
イラク情勢もなかなか安定しない。
そんな中、サワマの自衛隊が三月中旬から撤退、五月末までに完全撤退をするとのこと。
今までの間は自衛隊員の死者もなくなんとかきているが、撤退の際が一番危険。
全員無事に日本に帰ってこられることを願っております。
しかし、政府は自衛隊撤退後も、経済面で不満が出ないよう政府開発援助(ODA)を通じて復興プロジェクトを強化とのこと。これなら、最初からODAで支援すればよかったのではないかと。
本当に、自衛隊員の皆様は現地で頑張ってこられたのだが、医療支援や公共施設の修復などの活動を行うにあたって、なぜ自衛隊でなければならなかったのかが、いまだによくわからない。
現場においての自衛隊員の方々の頑張りの一方で、防衛施設庁の審議官等が逮捕された。
談合を主導し、競売入札妨害の疑いであった。
どこでもそうだが、現場が本当に大変な状況の下がんばっているのに、すべてを台無しにし、すべてが悪であるかのようにさせてしまう。
とにかく、自衛隊のイラク派遣に関する成果、費用対効果も含めながら、今後も追っていきたいと思います。