レジ袋有料「義務化」
ホリエモン逮捕で新聞紙上がにぎわっているが、その横にひっそりと書いてある記事がある。
レジ袋有料「義務化」 である。
一枚だいたい5円~10円。
容器包装リサイクル法の改正に伴う最終報告案。
レジ袋は現在年間300億枚も使用量があり、これを削減すると大きな効果があるとのこと。
実際にどれだけの削減がなされるかが見ものである。
私の子どものころは手提げ袋を持って買い物に母親が行っていた。
それがいつのまにかレジ袋に変わっていた。
一度便利になると、なかなか自ら戻すことができない。
そこでの「経済的手法」の登場である。
一見、ごみ削減の効果だけに見えるが、これまでスーパーなどで使用されてきた袋の購入コストも少なくはない。経営者側にとってもうれしいことであるが、一番大変なのは、レジを担当されている方々であるだろう。最初のころは、文句を言われるでしょうし、2枚頂戴といわれ、きっちりとお金を取ることができるのだろうか??
あと、私自身がナイキなどの専門店に買い物に行ったときに、けっこうメーカーの袋がもらえるのが楽しみであったが、それらの袋はどうなるのか?紙袋はどうなるのか?いろいろと課題はあるだろう。
あと、レジ袋の有料により得た収益はどうなるのだろうか??
また最終報告案で、消費者に対して、ペットボトルやプラスチック容器などの分別、洗浄、汚れの除去を求め、徹底されていないごみについては、市町村が収集を見合わせることがあるとのこと。
仮に市町村の収集の見合わせを行うなら、ごみの有料化とスーパーなどへの拠点回収の協力も併せ持って行わないと効果はあまりでないであろう。
とにかく、大学院時代の研究テーマの延長線上にある課題。しっかりと追っていきたいと思います。