自治体政策青年ネットワーク 研修会
北海道に研修で行ってまいりました。
まず札幌中央図書館においては、
電子図書館として、タブレット端末を活用した取り組みを行っておられたので、
電子書籍利活用がもたらす公共図書館の可能性についてお話を伺いました。
何よりも、地域の資料をより多くの方々に見てもらえるとのことですので、
公が担う役割をしっかりと考え、取り組みを行っていかなければならないと
あらためて、感じました。
また図書館の1Fでは障がいのある人たちが元気に働いている
元気カフェ本の森が2月よりオープンしておりました。
次に札幌市役所にて、
生活保護世帯の就労ボランティア体験事業について、お伺いしました。
委託事業者のNPOを通じて、
ケースワーカーと連携をとりながら、
デイサービスなどのボランティア体験を行い、
就労に必要な基礎的能力、そして、社会参加意識と就労意欲を向上させ、
自立した生活を送ることを目指されておられます。
そして、さらに、
北海道大学の宮脇教授より、
少子高齢化が進む中での地方行財政のあり方について、講演いただきました。
高齢化率と高齢者人口とをしっかりと分析を行っていかなければならない、
そして、行政改革において見えない非効率部分を
しっかりと把握していかなければならないことなど、
大変興味深い内容でありました。
仲間たちと共に、地域課題にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。