滋賀県総合防災訓練
今日は高島市におきまして、滋賀県総合防災訓練が行われました。
「午前7時、琵琶湖西岸断層帯を震源とする大規模地震が発生。
高島地域で震度7を観測し、建物の倒壊、火災発生、液状化の発生、
ガス・水道・電気・電話等ライフライン施設、鉄道、道路、堤防の破損等があり、
多数の死者が発生した。
折りからの台風による大雨で河川は増水しており、
一部地域では氾濫が生じている。」との想定で行われました。
県・市の初動対応訓練、中高層建物救助・火災防御訓練、
現場救護所訓練、DMAT訓練、列車事故災害訓練、
孤立集落対応訓練、湖上輸送による避難訓練等
が行われました。
日ごろの訓練が、いざという時に役立つといえ、
様々な形で防災訓練を行うことは非常に意義のあることといえます。
また毎年、各地において順次総合防災訓練がおこなわますが、
たとえば、県内全域で同時に、各市・地区の総合防災訓練を行い、
県ならびに、それぞれの市・町の役割を行っていく訓練や
夜の訓練、冬場の訓練など、さまざまな想定における訓練も
今後行ってみてもいいのではないでしょうか。
かつて、平日の昼間に、地域と学校が連携した避難訓練を提案しましたが、
あらゆるケースを訓練していくことにより、
マンネリ化を防ぐとともに、いざという時の想定ができることにより、
さらなる安心を確保できると思います。
滋賀県においても、琵琶湖西岸断層帯や南海トラフ地震等、
しっかりと備えていかなければなりません。
地域の皆様のお力があってこそ、被害を最小限にできると思います。