ザ・乾直 パート5
ザ・乾直【青森県津軽平野の場合】
稲の乾田直播のポイントを、私なりにレポートしたいと思います。
パート5
【播種床の作り方】
播種床の作り方についてレポートします。
播種床形成は、湛水、乾田直播共通の重要ポイントと考えます。
現在の私の技術では、この播種床形成が
一番時間が掛かり、難しい作業です。
しかし、ポイントを抑えると、
「ここまでやらなきゃいけない作業」から、
「これで十分」の作業になってきます。
要は、慣れ、だと考えるのですが、毎年の経験から、
これくらいの播種床状態で十分というのが分かってきます。
播種床は重要ポイントなので数回に分けてレポートします。
播種床形成のスタートは耕起から始まると考える方が多いと思いますが、
収穫の時点から始まっています。
コンバインでの収穫作業。
スピード、効率、それのみを考えるために、
●圃場にコンバインのわだち → 急旋回によるもの
●所々に排わらの山がある
これがあると、後の耕起作業に響いてきます。
●コンバインはなるべく直線でマイルドターン
●圃場四隅を刈るときは、その場で排わら排出せず、可能な限りバックして散らかす
これだけで刈り取り後の圃場が真っ平です。
真っ平ということは、のちの作業がとてもやり易くなります。
青森は雪多く、雪融け後、コンバインのわだちに水が溜まりますが、
これがなかなか抜けません。
土が練られているからです。
一回練られた土は、なかなか乾きません。
収穫前の管理作業もさることながら、人為的ミスで圃場を傷めないことが、
播種床づくりのスタートです。