排水対策・その3
シリーズに渡りお送りしてきた、排水対策・その3。
今回が最終章です。
その前に昨日、農業経営者が届きました。
久々に、私にとっては燃える内容。
『 増収こそ、稲作経営の王道 』
最近の内容は経営面が多かったため、参考になることにはなるのですが、
やはり、栽培技術特集と、スーパー農家が紹介されるとおもしろい。
その中の、新潟県・平野廣明氏がおもしろい。
増収特集で掲載されていましたが、氏の栽培スタンスは、
『 田んぼの水をコントロールし、水と遊ぶ 』
ナリミツ農園『 排水対策 』と共通する部分が、かなりあり嬉しくなりました。
さて、本題に入ります。
結局のところ、溝を切ろうが、明渠を掘ろうが、
暗渠の入っていない田んぼは別として、
お天道様が出ない限り、田んぼは乾きません。
(うちの圃場は、暗渠ゼロ
)
田んぼ自体の水位が下がらないんですね。
しかも、これから雪が降りそれが融けると、
サブソイラの溝には、水がたっぷり溜まっていて、まるで溜池状態。
かえって、逆効果に感じるほど。
では、なぜサブソイラを施工するかというと、
カマンベールチーズのような圃場を理想としているからです。
カマンベールチーズは、表層が皮で固く、
それを突き破ると、やわらかい。
圃場もそれが理想だと思うのです。
サブソイラや、スタブル、プラウにて深耕、表層を鎮圧して締める。
表層を根が突き破ると、下は柔らか、根は健全に伸びます。
根がよければ、健康、増収ときたもんだ。
深耕によって、大雨が降ると確かに懐が大きいため、
水は溜まります。
しかし、懐が大きい圃場が理想なのです。
懐が大きいと、水は下へ。
表層は乾く。
根は、水を求めて下へ。
そんなことを考えて、排水対策をしていますが、
こうなると、排水対策ではなくて、深耕なんですね。
完

