出穂にむけて
曇り、長雨の影響で、昨年から見ると、約1週間の生育遅れとみて間違いない。
特に、つがるロマンはその影響が大きい。
しかし、生育の遅れはあまり問題なく、要は、生育に乱れがないかが、重要だ。
稲はこれから、穂を出し、実を入れる一番重要な時期に入ってくる。
言い換えれば、一番体力を使うときだ。
一番体力を使うこの時期に、生育の乱れは死活問題。
収量減は確実だ。
生育の乱れのひとつは、稲の株元が枯れてくる、『モンガレ病』。
もうひとつは、『徒長』だ。
いずれも、根の弱さと、密植が関係している。
5月下旬の田植え時期、「青田ほめるバカ」という文句があるが、
青々としている田んぼ(密植)ほど、収穫近くなると、息切れ状態になってしまうことを指した文句だ。
密植は最初こそ見栄え良いが、後半バテる。
稲同士が悪い意味で競争して、共食い状態。
5月、6月を疎植で我慢した人は、よい収穫が待っている。
病気も少ない。
稲の株元はふくらみ、白っぽくなってきた。
太陽が出ないので、生育は昨年から見るとおとなしい。
一茎抜いて割って見ると、稲の穂が見える。
約8cm。
減数分裂期のはじまりだ。
あと、10日~12日で出穂といったところか。
一番下の節の長さも大事だ。
この時期で、3cm以上あると、ほとんど倒伏する。
密植の稲は、この節が必ず伸び過ぎる。
どこに目標を定めるか![]()
で、春先は我慢の時期なんだけど、結構見栄えを気にする農家は多いのです。
今日から、「東北土を考える会」夏季研修in滝沢です。
雨が降らないことを祈ります。

