母さん、ごめん。50代独身男の介護奮闘記 松浦晋也「推しの本」24 | ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の備忘録〜

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皮膚科専門医(皮膚診=ひふみ)です。日々の診療で患者さんたちから学んだこと、主に「肌」・「皮膚」(ときどき「推し」)をテーマに綴ります。溢れる情報に溺れそうな時代ゆえ、信頼性の高いサイトも紹介します。
必要に応じ加筆/訂正することがあります。

母さん、ごめん。②

50代独身男の介護奮闘記

グループホーム編

松浦晋也

 

 

 

 

 

 

 

 批判を覚悟で

コメント失礼します

 

50代独身男性

認知症の母の

”生命力”に

翻弄されます

ポーン

 

認知症介護初期

に50代だった作者も

執筆中に

還暦を迎え

数々のトラブルが発生し

感傷的になったり

感情的になったり

滝汗

相変わらずの

多忙をきわめます

 

今回も

よくぞここまで!

と唸らされるほどの

正直さ

 

作者の正直ぶりに

ただ脱帽するばかり

立派です

拍手

男性の多くは

多少の差はあっても

マザコン

メラメラメラメラメラメラ

(炎上⁇)

ということばは

陳腐過ぎる

のですが

なかなか

母—息子距離間

を表現するのに

代わりになる言葉を

なかなか思いつきません

これもまた

既成の価値観に

囚われすぎているのかも

しれませんが

 

母親を介護する男性が

人前で母に語気強く話しかける

その響きの向こう側にある

大好きなお母さんへの

数々の”慕情”を

目撃してきた私は

彼らに

(決して悪口ではない)

”マザコン”勲章

王冠1

授けるべきだと

思います

”マザコン”

だからこそ

母の介護に

これだけ熱心に

なれるのかも

しれません

マザコン万歳

爆笑

 

一方

筆者も文中で

妹さんのドライさ

(”シビア”という言葉を

使われていました)

指摘していましたが

 

女性(娘)の多くは

母に対して

ドライな感情を抱くのでは?

(冷たいわけではないのです)

•••

 

閑話休題

 

いずれにせよ

自分を産んでくれた人

だから

邪険にできる

わけがない

のです

 

介護すること

かつて

自分を見守ってくれた人を

今度は自分が見守ること

 

見守られる側の人

(子供だった自分と

老いていく親)

”未来の姿”は

非常に対照的で

悲しくさびしいですが

 

見守る側が

「見返りを求めない」

こと

を共通点と考えれば

突破口が開けるかも

しれません

真顔

 

不快な表現が

あったかもしれませんが

一個人の感想であり

ご容赦ください