やけどをしてしまった! | ひふみのへや ~narimasu-hifuka~皮膚科専門医の葛藤雑記帳〜

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皮膚科専門医(皮膚診=ひふみ)です。日々の診療で患者さんたちから学んだこと、主に「肌」・「皮膚」(ときどき「推し」)をテーマに綴ります。溢れる情報に溺れそうな時代ゆえ、信頼性の高いサイトも紹介します。
必要に応じ加筆/訂正することがあります。

 

やけどしてしまったら…

 

とにかくすぐに冷やす!

 

 
 

 流水、氷水、保冷剤
などで
冷やしてください。

 

外出時などは

冷たい缶入り飲料
または
ペットボトル

などでも代用できます。

 

衣類の上からのやけどなら

脱がずにそのまま流水(シャワーなど)で

少なくとも

30分、できれば数時間

冷やしてください。

 

水ぶくれ予防を
期待できます。

 

 

 !顔面のやけどは必ず救急外来受診

 

乳幼児のやけど

では

腕やあし一本分、または体幹の半分の面積

(全身のおよそ10%

を超える範囲のやけどは

入院管理が推奨されることも

あります。

 

冷やしながら

その場にいるすべての人は

心を

落ち着かせてください