朝晩の寒さが身に応えますが
みなさんの入浴スタイルは
お風呂派(湯船に入る)?
シャワー派(湯船に入らない)?
流石に真冬にシャワー浴
の人はいないのでは…
と思っていたのですが
案外そうでもなく
夏に比べてかなり減るもの
いらっしゃるようです。
浴室と脱衣所の気温差がない場合
冬のシャワー浴はとくに大きな問題は
生じないかもしれませんが
気温差が大きい場合は要注意![]()
冬場の入浴時に気をつけたいポイントがわかりやすいです![]()
さて。
皮膚の症状と入浴スタイルとの関連は?
肌の乾燥状態と関わっているようです。
シャワー派と湯船に入る派で
比較すると
シャワー浴(だけ)の人のほうが
肌が乾燥していることが多いようです。
アトピー性皮膚炎の患者さんの中には
汗をかきにくい(発汗量が減る)人
がいます。
発汗が極端に減ると
当然はだの乾燥は進み、
かゆみや赤みが出やすくなり
悪化する人が多いのです。
湯船に入ると
じんわり発汗が促されますが
シャワー浴だけだと
十分な発汗が促される前に
入浴終了・・・
となってしまうため
乾燥はすすみやすいのでは
ないかと考えています。
湯船に入る方の場合
乾燥が目立つ患者さんの入浴温度の
設定を聞いてみると41℃以上の人が多いようです。
中には45℃という人も!
寒がりの大人と一緒に入る子どもたちが
巻き添え(?)を食うことも。
寒いと入浴温度設定を上げたい気持ち
はわかるのですが
40℃以下で入浴した方が
肌の乾燥しやすさは軽減します。
入浴スタイルは
「習慣」ですから
気になった人は
試せるところから調整してみては
いかがでしょうか。