はい、今回は

阿川大樹さんの「D列車でいこう」です。

 

とあるローカル鉄道、山花鉄道

赤字が続くこの路線は今まさに廃線となろうとしていた。

そこに変わった3人組が訪れる。

 

元ミュージシャンで銀行員の深田由希、元銀行支店長の河原崎慎平、鉄道好きで元官僚の田中博。

彼らは本気で赤字路線を立て直そうと事業を起こす。

株式会社ドリームトレイン

それが3人の会社の名前である。

 

そしていざ、と再建案を持って山花鉄道を訪れたがアポイントを取ったはずの社長である山花町の町長がドタキャンをした。

肩を落とす3人だが偶然そこにいた新聞記者に話をしたところその記者がこの再建話に興味をもった。

そして社長に対して行う予定であったプレゼンを見せた。

 

始発駅を発車したばかりのドリームトレイン

彼らはこの列車を最後まで走らせることはできるのだろうか。

 

 

 

主人公達は金儲けではなく、純粋に鉄道廃止を食い止めたいという思いから行動にでる。

しかし相手は長年続いた会社、簡単には動いてくれない。

目に見える何かを見せなければ扉は開かない。

それならば町ごと変えてみせよう。

列車はまさにその地域の生活そのものなのだから。

 

 

赤字路線というものはなかなか再建が難しい。

過疎が進み人が減る

人が減れば列車の本数が少なくなる

列車の本数が少なくなれば必然的に地元民は車を使う

そして一度車を使い始めると滅多に列車は利用しなくなる

この問題をいかに解決するのか、イベント等一過性のものではなくきちんとした先のある経営計画を出せるのか。

正に夢物語のような話になってしまう。

それでも夢を夢で終わらせないために先が見えなくても足掻くことも必要なんだろう。