はい、今回は

伊坂幸太郎さんの「陽気なギャングは三つ数えろ」です。

 

口の達者な響野

スリの達人久遠

優れた体内時計を持ち運転の上手い雪子

頭の切れる人の嘘を見破る男成瀬

彼ら4人はある仕事仲間である。

その仕事とは、銀行強盗

 

ある日四人は雪子の息子がバイトをしているホテルで会っていた。

そこで久遠の手癖の悪さから火尻という週刊誌の記者の財布を盗ってしまう。

雪子に咎められて財布を返しに行く久遠

そこで彼は思いもよらない事態を目の当たりにする。

火尻の部屋から目出し帽を被った男が出てきたのだった。

火尻に尋ねると特に何もされなかったという。

 

火尻はここで特ダネをつかんで記事を書くつもりだったがそれは叶わなかった。

そこで火尻は新たなネタを使う事にした。

それは成瀬達が銀行強盗をしているのでは、というネタであった・・・。

 

 

 

今作で3作目の「陽気なギャング」ですが、一作目で小学生だった雪子の息子も大学生になっていて時の流れを感じます。

そして井坂作品らしく二転三転する物語

全てがつながり謎が解けていく様は実に痛快です。

「陽気なギャング」を読んでいれば追い詰められてもこの4人がそう簡単に折れないことは重々承知

頭空っぽにして楽しく陽気な気分で読むのがこの作品の正しい読み方かな、と思う。

 

さあ三つ数えろ