晴れた!
バイクで出発!
トオルさんとマスミさんの泊まっている宿で激安スクーターを借りる。
一日2万5千ルピア。破格です。
普通は一日5万なの。
バイクでGO!
ウブドからバイクで30分のところにライステラスがある。ライステラスは田んぼの棚田、段々畑の田んぼバージョン!
道はまっすぐなのでバンバン進む。
でも山なのでどんどん寒くなっていく。
ライステラスに到着!
すると駐禁取るような係りがやってきて、ライステラスを見るなら、エリアチケット5千ルピアを払えという。
それが正規のものなのかどうかさっぱりわからない。エントランスがあるならエントランスで払えばいいので、払わないで行く。
いい景色だ~。
しかし、いい景色にくっついてくるのが物売りです。
小学生の子供が絵葉書買って買って!攻撃を繰り出すも、いらないものはいらないので総スルー。
田んぼの畦道を進んで行く。
その道の途中途中で出てくる、寄付して!攻撃も総スルー。
これらは寄付なんだか、言ってる人の駄賃になるのか本当にわからない。
トオルさんとマスミさん
特技:自分撮り
ライステラスを堪能したあとは、キンタマーニへ向かう!ここも道は一直線!
男だったら一度くらいは聞いたことがあるだろう。伝説の山、キンタマーニの名を!
僕の女友達もキンタマーニは好きだって言ってた。
道はまっすぐなんだけど、ライステラスよりさらに山なんだよ。山に行くのとバイクに乗るから長袖を着てても寒いくらい。
ここで事件が起こる。
警察が検問を張ってた。
止まれと指示される僕とトオルさん。
前の白人が運転する車も止められてたから、外国人を取り締まる目的で張ってた様子。
何を取り締まるかって言うと、国際運転免許の有無。
僕は日本でちぇちゃんの勧めの下、国際免許を持ってきていたから、それを提示したら問題はなかった。
トオルさんは日本の運転免許しか持っていなかった。宿のおばさんは日本の運転免許を見せれば大丈夫と言っていたらしい。
(あとでまた別の人と話をしたらこの話題になって、日本の運転免許を国際免許だ!って言い張れば切り抜けられることがあるらしい)
この警察官は日本の運転免許ではダメだ!と言って、罰金を払え、選択肢は二つある。
一つは銀行で200米ドル振り込め。
もう一つは警察署で手続き(すみません、これは英語力不足でかなり推測)。
さあどっちを選ぶ?と迫る警察官。
当然、どっちも嫌だから抗議するトオルさん。
すると、もう一つの選択肢が増えた。
私たちに(警察官は二人いた)10万ルピアずつ、合計20万ルピア、払え。
それってワイロじゃん。
って日本語で僕が言ったらこっちになんか言ってきた。ワイロって日本語は結構知られてるのかもしれない。今後は袖の下とかわかりにくい単語を使おう。
それでも高額なので払えないと言うトオルさん。
最終的に財布の中身を見せたら、
いいよ、もう行け。
だってさ!優しいんだか、好い加減なんだか全くわからぬ!
ほんと、これ警察官の単なる小遣い稼ぎじゃん!
無事に?くぐり抜けた一行はさらに山を上る。
そして、キレイな山が見えた!と思うと、
ここらへんのエリアを行き来するには1万1千ルピアのエリアチケットが必要だ!
と、停められた。またかよ!しかし、今度は警察官もいるからな、やる気なさそうだけど。
ここは仕方なしに払う。何なのこの仕組み?
でも、念願のキンタマーニに来たんだ!
大声でキンタマーニ!!!
キンタマーニの中心でキンタマーニを叫ぶ。
あ、喜びのあまり嘘つきました。叫んでません。
しかし、さすがは観光地、飯が高い。
ようやく探した安い店は、飯がまずかった。
サービスで店のおばさんが水を出してくれたんだけど、飲まぬ。湯冷ましだろうが、どこの水かわからないので、あたる可能性があるしね。
キンタマーニの寺院を見てみようと行ってみると、入場料が2万ルピアと言う。
外から見える部分から判断すると全然対したことがない。改修もしてるし。
正直なところ、寺院に魅力を全然感じない。
外からだけ。
ということで見ないで先へ進む。
ここは自然の方がいい。山の隣が湖になっている。トレッキングもできそうだけど、それは次回来た時にやってみよう。
バリで一番という寺院を目指したんだけど、道を間違えて、違う方向に行ってしまった。
一本道のはずだったのに、どこで間違えてしまったのか不思議だけど、まあいいか。
途中で休憩した店にて。
山をバイクで長時間走って、身体が冷えてしまったし、雨降りそうだし、日も暮れてくるから帰ることにした。
よくよく考えると、この時帰って正解だったし、道を間違えずに寺院へ行けていたとしても、すごく大変な目に遭っていたんじゃないかと思う。暗くなると道が全然わからなくなるから。
少し迷いながらも18時前にウブドに戻ってくることができた。
これから昨日行った、寺院の儀式の最終日に向かう。
後半へ続く…