タナロット寺院にバイクで行こうぜ! | 旅日記「僕の空」世界一周編  リターンズ

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世界一周しちゃいなよ!
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うーむ、よく眠れたようなそうじゃないような。

寝ぼけながら、朝食を部屋に持ってきてくれと、スタッフにお願いしに行くと、

昨日の宿のスタッフコマが

日曜までここにいるか決めた?

と聞いてきた。気にしてるな~。
話は移動を検討している宿のマハンドラの状況次第だから、適当に返事をする。


飯を食べて、落ち着いてから、マハンドラへ。


部屋は空いてる?


と聞くと、空いてる部屋に案内してくれた。
そこは10万ルピアの部屋だったんだけど、狭くて、中に入った瞬間にムワッとした。あまり喚起が良くない。
安くてもちょっとやだな~。


で、考えた。

今いるRONTAに次の日曜まで八日間いる条件で一泊11万ルピアにしたら、合計88万ルピア。

マハンドラへ移動して一泊10万だとして、マハンドラの六日間は60万ルピア。すでに泊まっているRONTAの二日間、25万ルピア。合計85万ルピア。

3万ルピアで結構グレード落とす必要はないんじゃないか?ってことでRONTAに居続けることに。


そうと決まればバイクを借りてしまおう。

一昨日、一日3万ルピアで貸してくれるって言ってたよね?

で、交渉成立。


夕日がキレイで有名なタナロット寺院に行くことにした。

コマに、

タナロット寺院に行きたいんだけど、どう行けばいいの?

と聞くと、地図を描いて教えてくれたんだけど、それ全然わからないの!

結局、タナロットは有名だから道ゆく人に訊け!ってことに。バイクなら50分くらいで着くらしい。

僕が初日に買った地図にも描いてるんだけど、道が全然わからない。
分かるのは方角だけ。


タナロット寺院は夕日が見られるっていうんだから海沿いにあるだろうし、クタも海沿いなんだから、海沿いに走れば着くだろうって理論。

これだけの理屈で出発!!


走り出して20分くらいで、早速、どこを曲がればいいのかわからぬ…

立派に迷いました\(^o^)/


とにかく、海を目指すんだ!!

海の方へ海の方へと走る。

途中、日本でも見るような段々の田園風景が現れた。
photo:09


こういう景色もバリにはあるのか~。
自転車日本一周でも見たな~。徳島県の立見峠を思い出した。ちょうど一年くらい前だな。

勘を頼りに走って、道ゆくおばさんに、


タナロット?ディスウェイ?


で、あっちだよ!と教えてもらう。

その方向へ行くと、道路標識にタナロットと出てきた。

それに従って進めば当然、着きました!!


ふー、12時半くらいに出てきて、14時だから二時間かかってんぞ。50分で着くのか本当に。

お寺に入るのに32000ルピア、バイクの駐輪費込みでかかった。

中に入るとお土産屋さんや喫茶店があり、寺院自体は大きくない。
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ただ、海に面した岸壁に寺があるロケーションはなかなか。
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履歴書の特技に自分撮りって書けそうです
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しかし、暑い。夕日は18時だから三時間も粘らないといけないのか。


日陰で休もう。


夕日がウリのタナロット。夕日の絵葉書や写真を売りに売り子が来る。
その売り子がやる気ないんだ、これが!

写真をチラッと見せるだけなの!

僕が日陰のベンチで休んでいると、売り子のおっさんが隣に座って、

あなたはどこから来たの?

と聞いてきて、

夕日を見るならあそこの位置がいい。今日はキレイな夕日が見られるぞ。

と教えてくれた。俺はこんな写真を売ってるんだ、とチラッと見せたと思ったら、僕の隣でガン寝です。
photo:03


おいおい、売らなくていいのかよ…

少し休むと仕事に復帰していった。


僕はと言うと、


動かざること、山の如し!!


タナロットの山のフドウとは僕のことだ!


時間はゆっくりと進み、夕暮れに。
夕暮れになると、HISのガイドに連れられて日本人観光客が増えてきた。夕日ツアーってなってんだろね。

さあ!夕日だよ!!
photo:01


夕焼け空だよ!
photo:02



最後の真っ赤になった水平線に消える夕日を撮りたかったんだけど、雲に隠れてしまい、撮ることができなかった。残念。


日が暮れたってことは暗くなるよね。帰りです。
道が全然わからねー!!来る時より深刻なレベル。

しかも、田んぼってさ、暗くなると変な虫が大量に発生するんだよね!

その虫が顔にベタベタ当たるのよ!ヘルメットにバイザーないから、目には入るし、鼻には入るしでもう大変。
ようやく田園地帯を抜けたと思っても、道が本当にわからない。

下手に曲がってしまってるから、方角もわからない。うげー。


燃料も尽きかけてきた。


でも、そこは大丈夫。ガソリンスタンドなんかなくても、そこらへんどこでもバイクの燃料は売っているのです。

しかも5000ルピアでメーターの半分の量。

何屋かわからないところでバイクを停めて、燃料補給。そして、道を確認。

クタ、ディスウェイ?

店のおじさん、そうだ。ここを真っ直ぐ行けばクタだ。

おっしゃ!!


その道を進んでいると、標識にKUTA、AIRPORTの文字が。間違いない!


そうして進んで行くと、見慣れた喧騒の街並みに到着。ふー、よく着いたな。


夕焼を18時に見て、帰ってきたのが20時。
二時間も走ってました。


もうクタクタで、飯食ってすぐ寝た!