朝6時前に起床。
寒かったから起きた、と言うよりは早く寝たから勝手に起きたって感じかな。
朝早くから出発しないとしんどくなる。
何せラストランは170kmくらいになるからな!
北海道でもそんなに走らなかったぞ。
鴨川から自宅のある松戸まで、ほぼ千葉県を縦断する。
しかも海沿いをずっと走るからね。
では最後の野宿地、鴨川の道の駅を出発!!
少し走るとコンビニがあったので、牛乳を買う。
昨日のうちにコーンフレークを二箱買っていたのだ。
朝飯はコーンフレーク。旅の途中で編み出した、お金節約とバランスもよい?しかも早い!って三拍子揃った朝飯。
コーンフレーク王子とはアタイのことだよ!
コンビニで牛乳だけ買って、ストローでなくフォークを下さいって言うといつも不信がられる。
調子に乗って一箱まるまる食べてしまった。食いしん坊万歳!!
海岸沿いをひたすら走る。
千倉町の漁港を通ると、色んな漁港を思い出す。
尾道の漁港は野宿して、テントの中に蚊がたくさん侵入してて、やっつけてたら朝になってたな。
高知の中土佐の漁港では松尾くんとちゃっかりテント張ったな。
稚内、くそ寒かったな。
気仙沼は復興へ一歩一歩の積み重ねが大事だな。
色んな土地を回っていると、この場所はあそこに似ているなー、そういやあそことはこう違うなー、なんて記憶が呼び起こされる。
千葉の南の海岸にも特徴的な岩肌があって、和歌山県の橋杭岩や、青森の千畳敷を連想させてくれる。
旅の終わりだから、どうしても今までの事を思い出してしまうよ。
野島崎灯台や洲ノ崎灯台を見れば、山口の角島灯台を思い出す。
本当に色々見たなー。
館山に到着。館山は滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」所縁の場所。
祭りなんかはあるらしいけど、あまり街自体にそれをアピールする感じが見受けられない。
坂本龍馬の所縁の地じゃないけど、せっかくネタがあるんだからもっとアピールした方が楽しくていいと思うけどな。
鶴谷八幡宮でお詣り。
神社もたくさんお詣りした。伊勢神宮や天岩戸神社、那智大社は別格だった。
これだけ巡れば、相当な神通力が備わるはず!!
そろそろ、あぐらかきながら空中に浮くよ!ってどこかの教祖か?
鋸南町あたりで昼になったので、またコーンフレークを食べる。人生でコーンフレークにここまで頼るのもそうそうないだろうな。
昼飯を食べてから北上すると鋸山が登場。
ここは4月上旬に本格的な旅に出る前に野宿の練習をしたところ。
鋸山ロープウェイで日本寺に行ったよ。
覚えてる??
日本寺には座位で日本一大きい大仏がおります。
今回は行かぬ。
鋸山から対岸を見ると三浦半島が見える。
旅の二日目、いきなりものすごい逆風にあったな。
下り坂なのに風で止まったからね。
そこから富津は結構山でキツイイメージだったんだけど、半年前より自転車パワーが上がってるからか、こんなもんだったかな?って感じでした。
君津を抜け、木更津へ。
木更津商店街には木更津キャッツアイのロケ地があって、オジー像もまだある。
ずっと残ってるんじゃないの?
ここら辺から国道16号北上。
もう道は平らが続いて楽勝です。フンフフーン!と鼻歌。
しかし、旅の神様はそんな楽勝モードを許さなかった…
市原の工業地帯の車道を走っていて、一部、ずいぶん小石がゴロゴロしてるなー、やだなー、来るぜ~(稲川淳二風)
と思っていたら、バスン!!と豪快にパンクしてくれた。
でも、無問題!!予備のチューブはあるからな!
しかし、荷物を外して、タイヤ外して、チューブ入れ替えて、これだけでも時間はかかる。
一時間弱ロス。手も真っ黒。
あーなんだか腹が減ったなー、流石に二食コーンフレークはキツイなーって吉牛の牛鍋丼を喰らう。
最後が牛鍋丼って…
そこから自宅まで35km。もう17時を過ぎていたから真っ暗だけど、行ってやんよ!!
市原、千葉、幕張、津田沼、船橋。
船橋から鎌ヶ谷までの道に山が四つくらいあってそれは相変わらずキツかった。
最後の力を振り絞りふんぬーーと上る。
鎌ヶ谷からは自宅まですぐ。
松戸と言っても、僕の自宅は端の方なので周りには畑や梨園がある。
もう家はすぐそこ!!
脳裡には「カントリーロード」の唄が流れている。
半年ぶりに見る見慣れた景色。
おお、ついに帰ってきたんだー~~~~!!
真っ暗な中、畑を突っ切る道で、人差し指を空に向けてガッツポーズ!!誰も見てないけどね。
と思っていたら、月が見てたよ。
この時、見た月を僕は一生忘れないだろう。
ってな具合で家着いて、
ゴーーール!!
自転車日本一周達成!!
夢の一つが叶った。
旅の序盤、浜松で野宿している時に、すっごく寒くて、これをずっと続けられるのだろうか?と思ったり、三重の熊野へ行く山道がキツくてヒーヒー言ってたり、兵庫の相生で雨に降られながらテントを張っていたらものすごい孤独感に襲われたり。
自分は旅を終える事ができるのか?って思ってた。
でも、四国一周、お遍路をやり遂げた時、これはどうにかなるな!って。
九州を回り切った時はもう半分終わったんだなー、で、北海道を回り終えた時はもう終わりなんだなって。
九州を終える辺りから、旅の最後の日をどうやって向かえるんだろう?それって本当に来るのか?来たらどうなるんだ?
でも、走っていれば旅の終わりは来るよね。
旅の最後の日を前から思い描いていた割には、特別な事をする訳ではなく、粛々と終わりを受け入れた。
それでも達成感と言う喜びが満ち溢れているよ!
やってやったぞ!死ぬ時に一つ、後悔しないで済むぞ!
この旅で本当にたくさんの人とお会いして、お世話になった。
その時その時に、がんばれよ!や無事に完走してね!などの応援を頂く度に、僕を前に進ませてくれた。
実際にお会いした人、すれ違った時に声を掛け合った人、mixi、ブログ、Twitterで応援のメッセージ。
本当にありがとうございました!
あと、ドライバーの皆さん、車道を走っている僕を避けてくれてありがとうございました。
たまにスレスレで通り抜けるクレイジードライバーもいたけどね。
最後にマイチャリ。
13000kmも付き合ってくれてサンキュー。
おかげで楽しい旅ができたよ。
うーん、せっかくだから名前でも付けてあげようか?
名前はまだなかったからなー。吾輩は猫であるから、「吾猫号」でいっか?
うわー…









