カバラはスピリチュアルに目覚めるためにある。
セフィロトの樹」(「生命の樹」ともいわれる)を下から昇っていって*1、最後にケテルに到達するという考え方だ。
10個のセフィーラはモーセの十戒に対応している。ユダヤ・カバラは旧約の解釈に使うものだ。
もう一つクリスチャン・カバラというのがある。一般にカバラというときはクリスチャン・カバラのことだ。


 エデンの園にある生命の樹とは別だといわれるが、同じものという説もある。
セフィロトの樹(図のいちばん左)をみていて、何かに似ていると思わないかい?


そうチャクラだ(図の中央)。左右のセフィーラ*2を1個にまとめると、7個になる(マルクトを入れると8個)。
まんなかが背骨を通る管スシュムナー、左巻きのピンガーラ、右巻きのイーダ
スシュムナーがカバラの中央の柱、ピンガーラが左の柱(慈悲の柱)、イーダが右の柱(峻厳の柱)にみえる。
 神界の波動は頭頂のチャクラから入るといわれてる。まさにケテルそのものだ。
 クンダリーニがいちばん下のシャクティ(リリトまたはマルクト*1)から上昇して頭頂の上にある第8チャクラアイン・ソフ・オウル)に至る。

 

ボクの眼には、どうしてもチャクラにみえる。
 「生命の樹」って人間の体のことなんだ。数秘学で10になる人はいない。占星術も地球を除いた10天体で視る(それでチャクラから10マルクトは除外している)

 



 さらに、仏教の十界というのがある。
地獄界   マルクト      10
餓鬼界   イェソド        9
畜生界   ホド            8
修羅界   ネツァク      7
人界      ティファレト   6
天界      ゲブラー      5
声聞界   ケセド         4
縁覚界   ビナー        3
菩薩界   コクマー      2
仏界      ケテル        1


虚空蔵    ダアト       11




*1
マルクトから出発すると考えられがちだけど、リリトから出発するのが本格的なやり方だ。

 

 

 

 

*2

1個1個の円をセフィーラという。