水曜に授業が終わり、金曜夜は終講(チョンガン)パーティーでした。略してチョンパーティーと言います。
と言って、ただの飲み会。打ち上げですね。
わたしが所属する東国大学大学院映画映像学科の修士課程には学生は20人ほどいるのですが、授業によってはまだ期末レポート提出が終わってないものもあり、参加したのは9人でした。場所は大学路で。なんで大学の近くじゃないのかって聞いたら、大学の近くはどこもチョンパーティーでいっぱいだそうで。大学路も近くに大学があるけど、もともと飲食店が多いので。
わたし以外はほとんど20代。普段の付き合いは同世代か年上が多いので、20代のぶっちゃけトークが聞ける機会はあまりなくて、新鮮でした。大半は映画の話ですが、政治の話も。
大学はソウルでも、色んな地方から来ていて、わたしが座った周りの学生は、仁川(インチョン)、富川(プチョン)、大邱(テグ)、済州(チェジュ)と、ばらばら。このうち仁川、富川はソウル近郊という感じですが、大邱、済州は完全に地方ですよね。仁川の学生が「こんなこと聞いていいのか分からないけど、」と、大邱の学生に恐る恐る聞いたのが、「大統領選は誰に入れたの?」(笑)。大邱の学生は「こんな単刀直入に聞かれたの初めて」と戸惑いながらも、「投票した人は当選しなかった」と答えました。文在寅大統領ではない、ということなんですが。なんでこんな話になるかと言うと、大邱は朴槿恵前大統領が人気の地域で、仁川の学生は「やっぱり若者でも保守なの?」というのが気になるわけですね。答えてる感じからして、保守なんでしょうね。「ソウルの学生と、地元の学生の雰囲気はだいぶ違う」とも。大邱では「朴槿恵大統領は被害者」という雰囲気がいまだにあるそうです。
あと、わたしが年末に白頭山(北朝鮮と中国にまたがっている)に行くと言うと、そこから南北分断の話になり、一人の学生は「母方の祖母は北出身」と。南北分断前に南に来て、そのまま帰れなくなったパターン。よくある話ではあるんですが。学生は「祖母は全然故郷の話をしなかったし、離散家族再会の機会に周りが勧めても断っていた」と。それでも、遺言は、「○○に遺骨をまいてほしい」というもので、肝心の○○を覚えてないけど、江原道(カンウォンド)の方の海で、そこは海流が北に流れているところだそうです。「望郷の思いは、ずっと一人で抱え込んでいたんだ」と初めて知った、という話でした。
好きな日本映画の話でも盛り上がって、最近は韓国では是枝裕和監督が人気なんですが、その場の学生の間では圧倒的に岩井俊二でした。韓国では「ラブレター」が日本映画で一番人気と言っていいほどですが、ここはさすが映画映像学科、他の作品も大体見てる。むしろわたしの方が見てなくて、教えてもらった感じです。そういえば、また「ラブレター」やってます。韓国の劇場で再公開中。
冬休みの目標「飲み過ぎない」。なんですけど、1日坊主でした。
チョンパーティーに続き、昨日はよく行く焼き鳥屋さんで。急に飛び込んできた原稿依頼(しかも締め切り当日)をこなし、一杯。初めて四角いソジュジャン(韓国焼酎のグラス)を見つけて、かわいいのでもらってきました(ちゃんと許可得ました)。
原稿がたまってても、ブログを書く気になるのが、いいね。冬休み![]()
