韓国シネマ留学)来週の発表は新海誠の風景描写 | なりあやの韓国シネマ留学記

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2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

いやいや、なかなかブログにたどりつかんね。

大学院もハードですが、ちょっとずつ映画人にも会ってます。

先週日曜は…東国大学の先輩にあたる映画評論家と、日韓合作映画を進めるプロデューサーたちと。待ち合わせ15時やのに、最初からマッコリのおいしいお店でした(笑)そしてそのままカラオケへ~口笛

 

さてさて、来週の発表は新海誠の風景描写。

 

やっと本日の授業を終えて、本格始動しました。

といってもね、新海誠って実は「君の名は。」しか見てないんですよ。

とりあえず今日は「秒速5センチメートル」(2007)見ました。

 

 

チョン・スワン(정수완)先生の博士課程の授業。

わたしは修士課程なので聴講です。

 

最初の授業で渡されたのが

 

「アニメーションの映画学」という本。

日本語です。

 

 

本の中の第3章が、「風景の実存 新海誠アニメーションにおけるクラウドスケイプ」。

わたしとチョン・スワン先生以外の学生は読めないので、発表の前にざっくり翻訳してみんなに配るようにとのこと。聴講なのに…(笑)

 

でも、おもしろい。

 

ざっくりいうと、実写だと心情を描くのに、俳優のクローズアップで細かな表情を見せられるけど、アニメは難しいですよね。

それを、新海誠は、動く風景でやってしまう。

 

「秒速5センチメートル」も、たしかに、キャラクターの表情はあんまり描かれてない。

そもそもタイトルは桜の落ちる速度(ほんとはそんなにゆっくりじゃないと思うけど)を表している。舞い散る桜、雪、波しぶき、移ろう雲……動く風景で人の感情を揺さぶる。

 

今日は「映画古典講読」の授業でしたが、そこでユ・ジナ(유지나)先生がおっしゃってたのは、「映画評論は誰でもできる。だけど、映画を専攻するからには、ストーリーだけでない、イメージ(映像)、サウンドについて言及しないと」ということ。そりゃそうや。

 

ということで、「秒速5センチメートル」のサウンドについていうと、

山崎まさよしの「One more time, One more chance」。

もう歌詞がぴったりすぎて…この曲にあわせて映画を作ったんじゃないかと思うぐらい。

この曲好きなんやな~

 

終盤、

 

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を

向かいのホーム 路地裏の窓

 

って流れながら、すれ違った二人の思い出の場所がめくるめく映し出される。

うまいなぁ。

 

さてさて、翻訳続けます~