安東の旅ブログ途中ですが、韓国映画「私たち」(2016 原題:우리들)。
㊳の「レッドカーペット」から10本は見てるけど(´・ω・`)
今日は第17回東京フィルメックスに行ってきました。
「私たち」はコンペティション部門。
日本での劇場公開はこれからだそうです。
主人公は2人の小学生ソンとジア。
いじめられっ子のソンは、転校生のジアと夏休みの間に仲良くなるんですが、新学期が始まると、ジアはいじめっ子グループに入ってしまいます。2人の家庭で抱える事情(親の離婚やら、経済的な困窮やら)も絡み合って、繊細な描写が大人の心にも突き刺さります。
監督はユン・ガウンという若い女性です。
今日は上映後のQ&Aにいらっしゃいました。
映画の中で、名ぜりふをはいたのは、ソンの弟。
3、4歳でしょうか。
めっちゃかわいい。
いつも友達に殴られてけがをする弟に、ソンが「殴られたら殴り返さないと」と言ったら、
「殴られたら殴り返して、また殴られたら殴り返して、そしたら、いつ遊ぶの?」
ジアと、どっちが先にやったと言い合って、けんかを続けていたソンは、幼い弟の言葉にハッとします。わたしもハッとしました(笑)
監督によると、他の場面はアドリブも多かったのですが、このせりふはシナリオにあったそうです。ただ、監督自身が考えたのではなく、知り合いの子が、実際にこういうことを言って、頭に残っていたとか。子どもってすごいな~純粋な発想。
映画の内容は、監督自身が経験したことが土台になってるそうです。
そういうリアリティーがあります。
観客の一人(韓国人の女性)が「韓国の特に商業映画が大人の男性の映画に偏っている中で、女性の、子どもの映画を撮ってくださってありがとうございます」とおっしゃってましたが、そうなんですよね。男性監督の男性主人公の映画が、多いんですよね~。多様性がほしい!若い女性監督の誕生は、そういう意味でもうれしいなぁ。
イ・チャンドン監督が、企画総括。
是枝裕和監督は、釜山国際映画祭の時に、イ・チャンドン監督を尊敬する理由として、若手を育てていることを挙げていました。
それもあって、この映画を見たんですが、隣の隣の席に、是枝監督が座ってらっしゃいました!びっくり。

