今回、釜山国際映画祭に行くことになって、まずプログラムで目を引いたのが、「アジア映画の連帯を語る」というスペシャルトークでした。是枝裕和、イ・チャンドン(韓国)、侯孝賢(台湾)というアジアを代表する監督たち。特にイ・チャンドン監督は、わたしが最も尊敬する監督です。「ペパーミント・キャンディー」「オアシス」「シークレット・サンシャイン」。いずれも繰り返し見ましたが、毎回新たな発見がある作品たちです。
スペシャルトークと、その前に是枝監督のインタビューができたので、その内容は↓
http://www.asahi.com/articles/DA3S12619394.html
http://www.asahi.com/articles/DA3S12629825.html
ちなみに、わたしは自身は釜山国際映画祭と東京国際映画祭がライバルかどうかに興味はありません。毎回そういう視点の記事を求められることに疑問を感じています(´・ω・`)
文化にまで日韓の競争心を持ち込まないでほしい。少なくとも映画祭はそういう場ではないですよね……。互いに学べる部分があるとは思うので、そういう視点を願って書きました。
スペシャルトークの内容で、記事に入りきらなかった部分ですが、それぞれ次作について言及がありました。
イ・チャンドン監督
いつも準備をしていますが、今回は現実的に可能な準備です。うまくいけば11月に撮影に入る予定。内容をお伝えするのは難しいが、あえて言うならばミステリー。と言っておもしろいミステリーではなく、最近の若者の話。若者たちが今生きている世の中そのものが理解できないミステリーなのではないか。そんな意図で作る映画と言えます。
是枝裕和監督
今ちょうど脚本作りをしていまして、来年撮影をと思っています。しばらくホームドラマが続いたので、次は……イ・チャンドンさんがミステリーって言ったから、あえて言うけれど、サスペンス。ある殺人事件をめぐる法廷モノを準備しています。
それぞれ楽しみですね~
イ・チャンドン監督の「おもしろいミステリーではない」って自分で言っちゃうところが好きなんですよね(笑)カン・ドンウォン、ユ・アインが出るってうわさですが、どうなんでしょう。トークではキャスティングの話は出ませんでした。
是枝監督の法廷モノも、気になります。
釜山の報告は以上です。
まだ掲載されない記事がありますが……スミマセン。
釜山でお世話になった皆さま、ありがとうございました!
また来年も行きたいな~観客としてべったり映画を楽しんでみたい。