ミュージカルからの、映画という幸せな一日( ´艸`)
楽しみにしすぎていた「徳恵翁主(トッケオンジュ)」です。
楽しみにしすぎたせいか、ちょっとがっかりではありました。
でも、今ネットで調べたら500万人以上動員してるみたいなので、興行的にはまあまあ成功したみたいですね~
徳恵翁主は、大韓帝国最後の皇女。
実在の人物です。
チラシのあらすじをざっくり訳すと、
「高宗皇帝の一人娘として生まれ、大韓帝国の愛を一身に受けた徳恵翁主(ソン・イェジン)。
日本帝国は13歳の徳恵翁主を強制的に日本に留学させる。毎日のように祖国に思いをはせる徳恵翁主の前に、幼い頃の友、ジャンハン(パク・ヘイル)が現れ、英親王(※徳恵翁主の兄)亡命作戦に巻き込まれ……」
小説を土台にしてるので、史実と違う部分もかなりあるんですが、個人的には史実かどうかはあんまり気にならなくて。
徳恵翁主その人を描ききれてないような気がしてなりませんでした。
えらそうでごめんなさい。
なぜ期待したかというと、ホ・ジノ監督作で、しかも監督がかなり長期にわたって撮りたいと言っていた作品だったので。
日韓のセンシティブな題材なだけに、色んな意見を聞きすぎたのかな~と推察します。
とはいえ、ソン・イェジン、パク・ヘイルの演技はやっぱり見応えあるし、徳恵翁主の映画を作ったというだけで、ものすごく意味があると思ってます。
ホ・ジノ監督が徳恵翁主の映画を考え始めたのは、2007年ごろ。KBSのドキュメンタリーがきっかけだったそうです。
映画雑誌「CINE21」のインタビュー抜粋。
「高宗が還暦の時に生まれた娘で、非常にかわいがった。新聞社がどんどんできてきた時期でもあり、徳恵翁主がどんな服を着て、何を食べたのか、一挙一動が記事になるくらい、今で言うアイドルのような存在だった。それが、父が毒殺されたと信じたまま日本に連れて行かれ、日本人と結婚して精神病院に入院し、娘は自殺するという、悲劇的な人生に。ドキュメンタリーで最も記憶に残ったのは、空港の場面だった。王朝の復活を拒みたい政権のために祖国に戻れなかった徳恵翁主が、1962年、ついに帰国し……」
実際はともかく、少なくともこの映画で最も悲劇に感じられたのは、日本に連れて行かれたことよりも、日本人と結婚させられたことよりも、戦後、祖国に戻ることを祖国に拒まれたことでした。あまり深く考えたことなかったんですが、王朝復活を拒みたい人たち、もちろんいたでしょうね。ホ・ジノ監督の視点が見えた気がします。
言いたいことは尽きないけど、この映画を見た後、深夜というより早朝まで映画談義盛り上がりました。それが一番楽しかった!
この日の晩ご飯は、プルコギ~
乙支路入口の南浦麺屋(ナンポミョノッ、남포면옥)でいただきました。
おいしいとしか言いようがない。

