「ハン・ゴンジュ、見た? すごい映画でびっくりしちゃった!」
韓国映画含め、映画に超詳しい知人から、つい先日、興奮メールが来ました。
うわさには聞いていましたが、そこまで?と、さっそくDVD借りて見ました。
ハン・ゴンジュは主人公の女子高生の名前。
多数の男子高生から性的暴行を受け、その過去から立ち直ろうと、もがく女子高生。
正直、もっとえぐいと思って覚悟して見ましたが、描写自体はそれほどでもなく、でも、やりきれない余韻。
主人公を演じたのは、チョン・ウヒ。
この作品で一躍、注目を集めました。
「サニー」にも出ていた、と言われても、ピンとこないくらい、別人。
シンナー中毒で暴れる女子生徒役です。
これも名演でした。
やりきれない余韻は、周りの大人たちのせいです。
誰も積極的に助けようとしない。
ゴンジュ自身は、一生懸命、もがいているのに。
特に加害者の男子高生たちの親が、ひどい。
被害者なのにまるで加害者のように扱われる。
憤りを感じる一方、リアリティーを感じます。
イ・スジン監督はこれが、デビュー作。
同様の事件をニュースで見たのが、出発点。
遠くで見ていると、被害者がかわいそうで、なんとかしてあげたいと思うが、いざ自分の身近な人が被害者なら、避けたいという心理が働くと考えたそうです。
そういう意味で、とっても重い映画。
見る人それぞれに、つきつけられるものがある。
下が、イ・スジン監督の写真です。
ホ・ジノ監督の助監督だったそうです。
「彼、才能あるわ~」と話していたそう。
今後、注目です
ちなみに、ゴンジュという名前ですが、韓国語ではお姫様の意味です。
イ・チャンドン監督の「オアシス」でムン・ソリが演じた脳性まひの女性も、ゴンジュという名前でした。
偶然だそうですが、イ・スジン監督はこう語っています。
「イ・チャンドン監督の人を見る視線、話す観点が本当に好きです」
ですよね。
同じ感性を感じます。
いやー、いい映画が尽きない(≧▽≦)
- ハン・ゴンジュ 17歳の涙 [DVD]/アルバトロス
- ¥4,104
- Amazon.co.jp


