韓国映画⑯私の少女 | なりあやの韓国シネマ留学記

なりあやの韓国シネマ留学記

2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

結局、5月は毎週末、映画館で韓国映画ヘ(゚∀゚*)ノ


しめは、「私の少女」でした。


いやー、いい映画見た。





すぐには言葉で説明できそうにない、深い余韻。


イ・チャンドン監督プロデュース。

しっかり、イ・チャンドンのにおいがします。


善悪の境界のあいまいさ。


そもそも現実が、そうですよね。

仕事柄、あいまいなことを書きにくく、いつもジレンマを感じています。


ソウルから赴任してきた警察官のヨンナム(ペ・ドゥナ)が「正しい」と思ってやることは、かえって田舎では迷惑なこともある。


例えば不法滞在の外国人を本国に送り返したら、人手のない田舎はどうしたらいいのか。

いずれソウルに戻る「よそ者」が、いらんことするな、という空気。

田舎には田舎の、複雑な現実がある。

向き合い続けるのは、地元の人たちだ。


どっちがどうとも、言えない。


それはまさに、この映画の本筋の、ヨンナムとドヒ(キム・セロン)の関係にも当てはまる。

父親の虐待から守ろうと、一時的にかくまってあげても、じゃあ、その後は。

なんの解決にもなっていない。


そういう意味で、この映画の結末、好きです。


虐待、セクシュアルマイノリティー、アル中、外国人労働者……

韓国も日本も、抱える問題、共通項多いな。

わたし自身、公私ともにかかわってきた部分があるので、フィクションですが、それでは終われない、迫るものがありました。


映画館を出て、久しぶりにパンフレット買いました。





ペ・ドゥナの力の抜けた感じ、いいなぁ(・∀・)

この人にしかない魅力がある。


そして、キム・セロンちゃん。

「冬の小鳥」のあの子が、もう中学生。

泣いても、笑っても、いい。

いい役者です。


ドヒのつかみきれないキャラクターが、この映画の「気持ち悪さ」の肝だと思います。演じきったキム・セロン、すごいキラキラ


ひとつ、映画と関係のない愚痴。

シネリーブル梅田、あいかわらず、遠いな。

昔からあの地下道通って行くの、あんまりワクワクしないんやけど、ずっと工事してるし、いつかすっきりするんやろうな。


スカイビル、見上げると、思い出すことたくさんあるな~