韓国映画①ファイ 悪魔に育てられた少年 | なりあやの韓国シネマ留学記

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2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

ずっと見たかった韓国映画「ファイ 悪魔に育てられた少年」、DVDで見ました。




一昨年、釜山国際映画祭で見られず、去年の日本公開時にも見逃し、気になりながらなかなか見られなかった作品。

気になっていた最大の理由は、

여진구(ヨ・ジング)




ドラマ「太陽を抱く月」で、子役ながら、圧倒的な存在感でした。

ヨ・ジングが泣くとほんとに悲しくて、涙涙でグチュグチュになって見てました。



ちょっと成長して、「ファイ」撮影時は高校生。

ポスターの表情をみて、これ絶対見ようと思いました。

幼さが抜けた、冷たい目つき。


ヨ・ジング演じるファイは、5人の犯罪者を父親に持つ。

犯罪者というか、殺し屋です。

ファイは、なぜ自分に父親が5人いるのか、知らないまま育つ。

その理由を知り、5人の父親と対立していく、そんな話です。

対立なんてなまぬるいもんじゃなく、殺し合いです。

この5人のうちのリーダー格、ソクテを演じるのが、김윤석(キム・ユンソク)。





これまた、大好きな俳優ですドキドキ

「ワンドゥギ」「10人の泥棒たち」などなど、ここ数年大活躍の俳優さん。

そして監督は、장준환(チャン・ジュナン)。




日本ではあまり知られていませんが、

「지구를 지켜라!(地球を守れ!)」という斬新というか風変わりなデビュー作で、韓国の映画界では注目を浴びた監督です。

残念ながら日本未公開作品です。

そして、女優ムン・ソリのだんなさんでもありますラブラブ


内容は、どーんと暗い映画かと思ったら、わりとコミカルなところもあり、ポスターのイメージほどはしんどくなかったです。

韓国映画、しんどいの多いですからね(笑)


やっぱり、キム・ユンソクの演技力は際立ってました。

「人間の目じゃない」と言われるほど冷徹なソクテ。

感情のかけらも感じられない目を、していました。


ヨ・ジングいわく、

(最後、キム・ユンソクとやりあう場面で)本当に怖かった。撮影に入ったとたん、キム・ユンソク先輩が本当に怖くなって、目も合わせられなかった。そうして、自然と映画の中の状況に没頭できた。先輩の演技には、相手役を引っ張り込む、ものすごい力を感じる。 

そして、キム・ユンソクは、

ファイ役をいったい誰がやるんだろうと、みんなが心配していた。ジングは、俳優として本当にいいものを持っている。子役出身がよく使う演技的テクニックは使わない。正攻法で、毎場面、集中する。一番いいところは、すべてを無にして始められる自信だ。必ず、もっといい俳優になる。

だそうです。


注目の若手です音譜