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どーも、はるきちです♪
 
前回訪問時に軽く衝撃をうけたお店、「里味庵 (サトミアン)」さん。
 
そのときいただいた「里味の香り」があまりに美味しくて
それ以来、他の店でいっさい蕎麦を食べる気が起きなくなりました。
 
ということで、今回はまた違うものを求めての訪問です。
 
さすがにこの季節になると寒いので、窓がすべて閉められ
美しい山の景色が店内からは見えなくなってますね。
 
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前回うかがったときに「一品モノもできるよ~」と聞いていたので
今回はまずそれをいただくことに。
 
ということで、何ができるか聞きながら、まずいただいたのが「天ぷら盛り合わせ」。
(一品モノはメニューに載っていないので、金額は不明です)
 
まず何が美味いって、漬けるツユとお塩が美味いんですよ。
 
ツユなんて、昆布の旨味がぶわぁ~っと口の中に広がって
そのまま飲み干したくなります。
 
使う素材も、エビやキスなどもありながら、セニョール(茎ブロッコリー)、菊芋といった
天ぷらではちょっとめずらしめな野菜も入ってますよ。
 
ふと、「セニョールはるきち」と愛のささやきを聞いていたあの頃を思い出しますね。

 

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それから、「鴨焼き」。
 
ここは鴨南蛮とかもできるんですが、今回はあえてそれ自体をいただくことに。
 
まあ、さすがに鴨肉はそこそこかなあと思っていたら
これがまた予想以上に美味しくて。
 
鴨の旨味がしっかり強くて、脂が甘いんですよね。
 
味付けもおそらく塩程度のシンプルな感じで、それもまた良い。
 
これは次も食べたいし、おすすめですね。

 

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それから、今回は里味庵へ初参戦のツレもおりまして、蕎麦はどうしようか
と思っていましたら、「新蕎麦入ってますから、それにしますか?」と案内いただきました。
 
てことで、時期ってのもありますし、新蕎麦を。もちろん十割。
 
初参戦のツレも、そのつけ汁や、削っていく岩塩の旨味、スプレー醤油の美味さに
感動しながら食べております。
 
僕もすこしいただきましたが、うん、さすがに美味しいですが
前回の「里味の香り」に比べると、どうしても香りの面で差があるかなあ。
 
まあ、このへんは好みですかね。

 

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てことで、2回目のワタクシは、初めての客には基本出さないという
「里味頑固そば 1,500円」です。
 
摩擦を強くして粉にすると、香りが薄れるとの考えから、手回しの石臼などを使って
「製粉」ではなく、「粉砕」をするというこちらのお蕎麦。
 
今回も蕎麦打ちを近くで見せてもらっていると
「あー、すごいなあ」と大将がぽつり。
 
何が? と思い、大将に訊いてみると、どうやら蕎麦を打っている時点で
この蕎麦がどういう仕上がりになるか、どれくらい美味いかがわかるのだそうだ。
 
僕からしたら、その大将の方が「あー、すごいなあ」である。

 

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さて、実際いただいてみると、この頑固そば、まさに「噛む蕎麦」という感じ。
 
コシがすごい。
 
太めに切られた麺は、切っているときに気のせいか「ザクッザクッ」と音がしたような。
 
「切り方を変えるだけで味は変わってくる。角があるように切れば、食べるときに蕎麦がのどを擦って香りが鼻を抜け、味わいが深くなる」という大将。
 
切り方ひとつとっても、今回の新蕎麦や以前いただいた里味の香りとまるで違います。
 
で、実際食べてみての感想は、正直なところ、前回の「里味の香り」のほうが
僕は好みでした。(友人もそう言っておりましたね)
 
里味の香りのほうが、香りは同じようにしっかりありつつ、コシ、喉越し含め
バランスが非常に良い気がするんですよね。
 
この頑固そばは、その分とにかく尖ってるって感じ。

 

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それとは別に、今回は「きつねうどん」をいただきましたが

やはりこれも美味しかったですね~。
 
「うちのうどんはザルのほうが美味しいですよ?」と普通に言われますが
いや、こちらもレベル高いっすよ。
 
ただ、今回ちょっと気になったのが、以前と違って対応が雑な印象を受けたこと。
 
途中から客は僕らだけになったんですが、大将は蕎麦打ち終わってから
まったく姿見せてくれないし、お弟子さんもすごく対応が淡々としていたんですよね。
 
まあ、そういうところも含めて楽しめる人向けなお店かもしれません。
 
ということで、最初に行かれる方には、やはり「里味の香り」を
僕ならオススメしたいですね。
 
以上、蕎麦レビューをセニョールはるきちがお届けいたしました。
 
ではでは♪

 

 

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